クリスマスにはローストビーフにしましょう、と前から娘と約束していました。
ところが、例のコロナ騒ぎがあり、お肉をオンラインで注文しても感謝祭の時のように来られなくなったら。。。。と考え、陰性の結果が出てすぐにオンラインで注文しようとしたのですが、Sold out。
仕方なくお店に行ったら、たくさんあって、やれやれ。骨付きのプライムリブ、5ポンド(約2.5キロ)を買ってきました。
多分こんなに大きなビーフをローストするのは初めてかもしれません。
事前にローストビーフというのは決めていたので、レシピだけはリサーチしていました。持っている料理本とネットを調べて行き着いたレシピは、
この方のです。娘からもOKが出たので、いざ本番。
英語なので、自分用に下にレシピを書きました。
出来上がりの前に、前菜のご紹介。これもない知恵を絞ってたどり着いた和風テイスト。
塩締めにしたマグロの中トロを薄くそぎ切りにし、バーナーで片面に焼きをつけ、パセリとハラペニョを乗せます。
ソースは自家製ポン酢。(本当はパセリでなく香菜にしたかったのですが、あるとばかり思っていたのに、冷蔵庫にはなかったのです!)
これは松下信幸さんのレシピを参考にしました。
娘たちからクリスマスプレゼントされたた、市販されていないオリーブオイルを垂らしたら、マイルドで、ソフィストケートされた味になりました。
ハラペニョが良い仕事をしていて、味にうるさい娘夫婦にも大好評でした。(孫ちゃんは中トロの代わりに大好物の焼き芋をマッシュしたもの)
そして、いよいよローストビーフのお出ましです。
いい感じに焼けましたね。骨があるので、骨を避けてまずは三等分。中もちょうどミディアムレアーで良い感じ。
上にはトリュフ(瓶詰め)の薄切りを散らしました。それほど香りはしませんが、ビーフと一緒に口の中に入れると、やっぱり美味しい!
大きいローストビーフはインパクトがあり、それだけでご馳走がいがあります。
オーブンに入れられるフライパンでローストしたのですが、重いのでオーブンに入れたり出したりするには娘や婿さんの助けが必要で、皆でワイワイ言いながら作るのもとても楽しかったです。しかも、孫ちゃんもローストビーフが大好きでした。(孫ちゃんにはウエルダンのところをあげました。)
野菜は人参とアスパラガスのロースト。塩胡椒、クミン、ローストパプリカをふりかけ、オリーブオイルをまぶしてローストしました。
このローストした人参も孫ちゃんのお気に入りで、3本くらい食べていました。(赤ちゃんですがクミンやローストパプリカの味が好きなのです!)
そしてマッシュドポテト。皮がついたまま丸のまま茹でて、フードミルでつぶすとふわっとしマッシュドポテトになります。バターと生クリームを混ぜて。
サラダも出したのですが、皆忘れて、夢中でローストビーフを食べました。
なんだかこれだけ?もっと作った気がしていたのですが。。。。。
その訳は翌日分かりました。もう一品芽キャベツとベーコンの一品を作っていたのですが、電子レンジの中に入れたまま忘れていました。
孫ちゃんはデザートにいく前に眠くなり、寝かしつけてから大人だけのデザートタイム。デザートはロールケーキ。フィリングはマスカルポーネと生クリーム、さっとポーチしたブルーベリー。
最後に粉砂糖を振りかけ、苺でちょっとおめかし。(レシピは以前の
ここ⭐️をご覧ください。)軽いので、お腹いっぱいでも入ります。
最後にディナーに合わせた赤ワインのご紹介。
ワイン屋さんのおじさんに、ローストビーフに合うワインを探してもらいました。
とっても美味しいワインで、ワインに詳しく、ちょっとうるさい娘夫婦にも合格点をもらいました。良かった!
今年は去年に続き、お一人様やこじんまりとしたクリスマスを過ごした方も大勢います。そんな中、私は久しぶりに娘家族と一緒にクリスマスを祝うことができ、本当に嬉しく、そういう幸せに感謝しています。
Stay Healthy!
骨つきプライムリブのロースト
材料
骨つきプライムリブ 約5ポンド(2.5kg)
玉ねぎ 中1個
ガーリック 丸のまま1個
ローズマリー 3−4本
タイム 5−6本
無塩バター 大匙8
塩 小匙1.5
ガーリック 5片 みじん切り
ローズマリー みじん切りで大匙2 (ドライのものでも良い)
タイム みじん切りで大匙3 (ドライのものでも良い)
グレービー
ビーフストック(私は自家製チキンストックを使いました)250ml
赤ワイン 500ml
プライムリブはローストする3時間以上前に冷蔵庫から取り出し、室温に置く。
水分をきっちり拭き取る。
オーブンを450度(232度C)に温める。
室温にしたバター、塩、ガーリックのみじん切り、ローズマリー、タイムをよく混ぜておく。
オーブンに入れられるフライパン、またはローストティンに皮付きの玉ねぎを縦に4等分したもの、ガーリックを横半部に切ったものをおく。
その上にプライムリブの骨を上にしてバターとハーブ類を混ぜたものを塗る。
ビーフをひっくり返し、全ての面にバターとハーブ類を塗る。(全部使わずに、1/4ほど残す。)
オーブンに入れ、20分。ビーフを取り出し、残りのバターを上に塗ってオーブンに戻す。
オーブンの温度を250度F(121度C)に下げる。
30分ごとに出てきた脂を上にかける。
1時間20分過ぎたら、ビーフの真ん中の温度をチェックする。
ビーフの真ん中が125度F(52度C)でミディアムレアー。ここで大事なのは、肉の温度が125度Fに到達していると、その後温度が上がるので、118度F(48℃)になっていたら、お肉をオーブンから出す。
お肉を皿に移し、アルミホイルで覆い、20−30分置く。
フライパンの脂を大匙1残して捨て、ビーフ(またはチキン)ストックと赤ワインを加え、煮たったら弱火にして10分したら、濾す。(玉ねぎやガーリックのエキスが出るようにしっかりお玉の裏で潰しながら。)
鍋に移し、灰汁をとりながら弱火で煮、最後に水溶き片栗粉を加えてとろみを出す。