カンパチはご存知のように地方や大きさによって名前が変わる出世魚です。
これは体長38cmなので、本来はシオとかシオゴという呼び名の方が正式なのかもしれません。
大きいけれどおろすのはそれほど難しい魚ではなく、ほっとしました。参考にしたYouTubeは
ここ⭐️と↓の二つです。
今までで一番おろすのが難しかった魚は石鯛です。骨が硬いからです。
お取り寄せのカンパチは鱗が取ってありましたが、YouTubeにあった包丁で鱗を引く、すき引きというのも、やってみたかったと、ちょっと思いました。
カンパチとしては小さめとはいえ、38cmは大きな魚です。
3枚におろした半身の半分はお刺身、残りは柵のまま昆布締め。もう一方の半身は西京漬と味噌漬け。カマは塩焼き、頭と中骨などのアラは大根とあら炊き。
この日の夕食はお刺身とカマの塩焼き、大根とあら炊き。
お刺身はYouTubeにあったように腹側と背に分けて盛り付けました。今まであまり気にせずにいましたが、腹と背では脂のノリが違い、味も異なることを改めて発見しました。
カマの塩焼きも美味。
鼈甲色に煮上がった大根がとても美味しかったアラ炊き。
アラは塩をして15分ほどおき、80度C位の湯を回しかけ、さらに流水で洗います。
昆布を入れた水(約500ml)、酒(約200ml)に大根と下処理したアラを入れ、沸騰したら昆布を取り出し、弱火にします。灰汁は出てくる度こまめにに取ります。
大根が柔らかになったら砂糖(適宜)を2回に分けて加え、落とし蓋(アルミホイルで良いです)をして更に煮ていきます。
醤油をこれも2回に分けて、鍋肌につかないように加え、落とし蓋をしてじっくり煮込みます。
煮汁が少なくなってきたらたまり醤油を加え、10分ほど煮て火を止めます。そのまま蓋をして冷まし、(これで大根に煮汁が染み込みます。)食卓に載せる前に温め直します。
あら炊きと蕪の湯揉み、蕪の葉と竹輪の炒め煮は生徒さんがやってくる夕方前に作っておき、食べる直前にカマを焼き、お刺身を造りました。
喉の調子が悪いので、この日もお酒はなしでしたが、どれも美味しく、幸せな晩ごはんでした。
Stay Healthy!