アメリカ産の松茸が日本食料品店に並ぶようになりました。
まだ高いので素通りしかかったのですが、50%引きのシールに引き寄せられました。
お買い得のパックは元値の物より幾分乾いています。パックしてから数日経っているからです。でも、半値につられて買ってきてしまいました。小中4個入りが半値になると約$8.5。
日曜日の夜は月一度のズームの同窓女子会。簡単に親子丼と決めていました。
親子丼のタレの割合をもう一度湯木貞一の「吉兆味ばなし」を読んで確かめていたら、次のような文章に出会いました。
親子丼はとりもも肉と卵だけ。玉ねぎも生椎茸も入れてはいけません。「ただし、秋だけは松茸の入ったのが最高です。」
そう言えば、松茸入りの親子丼は作ったことがありません。
写真では分かりずらいのですが、松茸も入っています。
松茸に敬意を評して最近すっかり高級品になってしまった花鰹で取った出汁、味醂、醤油(割合は3:2:1)で鶏肉炊き、最後に松茸を加えました。
(ちなみに、湯木貞一さんのレシピは鰹出し汁ではなくチキンストックを使います。この日はお店に鶏ガラがなく、自家製のチキンストックを作れなかったので鰹出し汁にしました。チキンストックを使う方がコクが出ます。)

煮え上がる頃合いを見計らって卵(一人分2個)をほぐして加え、蓋をしてトロトロになるまで。
湯木貞一さんの教えに逆らって、見栄えのするように三つ葉をあしらいましたが、湯木さん、ごめんなさい。
とても美味しかったです。松茸の香りとシャキシャキした食感と。松茸は香りも良いですが、食感も大好きです。

松茸のお吸い物もとても美味しくできました。

時間は前後しますが、前の日は松茸ご飯を炊きました。
研いだお米の上に日本からのお土産にいただいた上等な羅臼昆布を数センチほど。酒と塩と旨味のある金笛醤油を水に混ぜ、手で裂いた松茸を乗せて電気釜で。出来上がったら昆布を取り除き、さっくり混ぜます。いい香り!

日本の松茸よりは劣るのでしょうが、ふわっと香る松茸はなんとも言えず、幸せな気分になります。
今まで「吉兆味ばなし」に倣って、松茸はご飯が炊き上がった後に入れて蒸らしていたのですが、今回は最初から一緒に炊きました。
湯木禎一さんがお使いになっていた松茸は恐らく京都産の香り高いもの。私が使う松茸はアメリカ産のものですから、日本のものに比べたら香りは数段落ちるでしょう。なので、お米と一緒に炊いた方が良いのではと考えを新たにしたのですが、それは正解でした。
今までになく美味しい松茸ご飯でした。
美味しい羅臼昆布を使ったこと。塩だけでなく旨味のある金笛醤油を加えたこと。松茸はなるたけ包丁を使わず手で裂いたこと。これらがうまくいったのでしょう。
サンディエゴの海岸沿いはこの夏は一度も30度Cを超える真夏日がなく、もう秋に突入してしまいました。
夏が終わると一抹の寂しさを感じます。日が暮れる、年が暮れる。時や季節の移ろいは自分自身の「暮れ」に近づいてきていることへの寂しさなのかもしれません。
Stay Healthy!
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