今まで何回もサンフランシスコに滞在していますが、今回ほどサンフランシスコを表題のように思ったことはありません。
通りを歩いていて、何度も不思議な車に遭遇しました。屋根の上に四六時中くるくる回るものが取り付けられているのです。
ある時目の前に止まったその車を見てびっくりしました。運転席には誰も座っていないのです。Self-driving car又は driverless-vehcle (自動運転車)です。
もちろん自動運転車の存在は知っていましたが、この車が限られた場所でなく、普通に市中を走っているのです。
屋根の上でくるくる回っているのは360度写すカメラだとか。今のところは高速は走れず、サンフランシスコの市内だけのようですが、タクシーとして普通に走っているようなのです。
市政府がこういうのをいち早く取り入れるその勇気は感嘆するばかりです。サンフランシスコの他にはフェニックス、オースティン、ロサンゼルスの一部で走っているようです。
そういえば、全米で同性婚を最初に認めたのもサンフランシスコです。
日本のゴミの分別は相当複雑ですが、サンディエゴは簡単です。リサイクルできるゴミ、木や草など庭のゴミ、その他のゴミ3種類です。
サンフランシスコはコンポストのゴミとして食物やキッチンペーパーのゴミを庭のゴミと一緒のゴミ箱に入れます。青がリサイクル、黒が燃えるゴミ、緑がコンポスト。
2週間のサンフランシスコの滞在の間に、サンディエゴ市から手紙が届いていて、2−3ヶ月の間にコンポスト用の緑色のゴミ箱とキッチン用の食料のゴミバケツが各家庭に届くとありました。ごみ収集でもサンフランシスコは一歩先んじているようです。
さて、5月21日の日曜日、娘家族とゴールデンゲート・パークに行こうと車を走らせました。近くまで行くと沢山の人が仮装をして歩いています。ハロウィーンでもないのに。
そこで娘が思い出しました。この日は
Bay to Breakersというイベントで、好きな格好をして走ったり、歩いたり、ダンスしたりして12キロをパレードするというのです。そして、このイベントはなんと1912年から続いているのだそうです。
あちこちの道路が閉鎖され、路上駐車もできないので、公園に行くのは諦め、一旦家に帰り、パレードを見に歩いて行くことにしました。
それにしても沢山の人が思い思いの格好をして歩いています。子供もいますが、ほとんどが大人で、20−40代くらいの人が多かったように思います。
皆コスチュームを着るのが好きなんだね、という私に、サンフランシスコは365日がハロウィーンなのよ、と言う娘。
ところが、仮装している人ばかりではないのを発見。ヘルメットか帽子と靴だけ履いて、あとは一糸も纏わぬ男性を数人見たのです。いやいや、私は見たくはないのですが、目に入ってしまったのです。
流石に一糸も纏わぬ女性は見ませんでしたが、これにはかなりびっくりしました。
来年は私たちも仮装して参加しようね、という娘夫婦。彼らも完全にSan Franciscan (サンフランシスコ人)になったようです。
Stay Healthy!