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鍋焼きうどん&K博士ご夫妻とのお別れ

一時期鍋焼きうどんにハマったこともあったのに、最近とんとその存在さえ忘れていました。

寒い日の定番、鍋料理の本をパラパラとめくっていて、本には載っていない鍋焼きうどんのことを突如思い出しました。

思いついたら急に食べたくなり、丁度日本食料品店へ行く日でしたので、材料を買い込みました。

鍋焼きうどんの目玉は何と言っても海老天だと個人的には思うのですが、海老だけの天ぷらを作るのが面倒で、さっと茹でました。

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後の具材は椎茸、しめじ、油揚げ、蒲鉾、葱、ほうれん草、卵。

しっかり濃いめに作った鰹出し汁にみりんと塩と醤油の調味。

稲庭うどんの乾麺を茹でて、一人用鍋で煮込んだ鍋焼きうどんはとても美味しくできました。

でも、やっぱり面倒でも海老天にすれば良かった、とちょっと後悔しながら。

鍋焼きうどん&K博士ご夫妻とのお別れ_e0351091_04270580.jpeg
副菜は蛸と胡瓜の梅肉和え。

**************

一昨日、一通の手紙が届きました。夫の研究分野の大先輩のK博士のお嬢様からです。

昨年の1月にお母様が、3月にはお父様が相次いでお亡くなりになったことのお知らせでした。ご夫妻ともに95歳でした。

夫の研究分野には何人もの非常に優秀な日本人が沢山アメリカにやってきた年代があります。それは1960年代のことです。2021年のノーベル物理学賞受賞者も、またK博士もその一人です。

1960年代はまだ日本が豊かになる前で、日本で博士になっても就職先がなく、優秀な人がより良い環境での研究を求めて海外へ頭脳流出した時代でした。

K博士と夫とは研究分野が近かったことや、K博士と同じ研究所に在籍していたこともあり、私たちはご夫妻と親しくさせて頂いていました。

夫が亡くなってからも毎年丁寧な手書きで近況を知らせていただくクリスマスカードをやり取りしていたのですが、昨年は届かず、心配していた矢先でした。

Kご夫妻は小学校の同級生なので、知り合ってからおよそ90年、結婚してからも70年。それを考えるととても温かなものが心を流れます。

夫が亡くなる前年、2010年にご夫妻がサンディエゴに来られ、夕食にお招きした時がお会いした最後でした。その時のブログの記事がありますので、お二人への追悼として掲載します。


この時奥様から頂いたショルダーバッグは今でも毎日の散歩に使っています。Iphone も入り、ファスナー付きですのでとても重宝しています。

鍋焼きうどん&K博士ご夫妻とのお別れ_e0351091_04270974.jpeg
お二人の訃報はとても寂しく悲しみでいっぱいですが、お二人が素晴らしい人生を全うされたことを誇りに思います。

心よりご冥福をお祈りします。  

合掌

Stay Healthy!


ご訪問ありがとうございました。
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by Mchappykun2 | 2023-01-22 04:32 | 無題 | Comments(8)
Commented by jugon at 2023-01-22 19:45
Mchappykun2さん、こんばんは。

鍋焼きうどん・・・私もずっと食べていません。名古屋に居た頃は、好きでたまには食べていたのに。
海老天は入っていたかしら?関東と中部では少し違うのかも知れませんね。
食べたくなったらすぐお作りになるフットワークの良さ、素晴らしいですね(^^)

親しかった方のご逝去を知るのは、寂しいですね。
お二人がどんなに良いご夫婦だったのか、この短いお話の中でも十分に伝わりました。リンクも拝読いたしました。そういうひと時を共有されたことやMchappykun2さんがお作りになったお料理のご自分の記憶など、大切な思い出ですね。
バッグ、パッチワークでしょうか?色合いや形も素敵です。
Commented by Mchappykun2 at 2023-01-23 01:45
jugonさんへ

食べたいものを即作れるのは一人暮らしだからでしょう。誰に気兼ねすることなく、自分の好きなものをその日の気分で作れますので。

鍋焼きうどんのレシピを見ていたら、海老天を使っているのにはお目にかかりませんでした。東京限定なのかしら?でもサンディエゴの和食店でも海老天乗っています。

私の拙い文章でもお二人の素晴らしさが伝わって良かったです。立派な業績なのに、とても謙虚で優しく、でも芯は強く、心から尊敬できるご夫妻でした。このような素晴らしいご夫妻にお会いできたことは私の宝物だと思っています。

バッグ、パッチワークではなく、織ってあります。多分一点ものだと思います。
布もしっかりしていて、毎日使っているのに型崩れしません。
Commented by asu at 2023-01-23 04:14
鍋焼きうどん食べたくなりますよね!!!油揚げなど材料が揃わないので、あるもので、結局お鍋になってしまうのですが・・

そういう時代だったんですね。そして今もそうやって欧米、そして今は中国に行く人も多いと聞きます。 そん中で特にその頃は日本人も少なく、家族のように支え合っておられたのでしょうね。。素敵な縁とご関係ですね。。 そして突然の別れ・・悲しいですね。。  でもご主人様の思い出と一緒に、Mchappykunさんの中でずっとご夫婦は生き続けていきますよね。毎朝使われているバッグと共に。。^^
Commented by Mchappykun2 at 2023-01-23 05:57
asuさんへ

鍋焼きうどん、時々食べたくなりますよね。この一人用のお鍋はとても重宝しています。具材はあるもので良いですね。

最近はアメリカにやってきても数年で日本へ帰り、永住する人はめっきり減りました。最近の傾向は女性が頑張っていることです。

お嬢さんのお手紙にもご両親は自分たちの中で永遠に生き続けている、とありましたが、まさにその通りだと思います。バッグが形見になってしまいました。それが悲しいですが。。。。
Commented by petapeta_adeliae at 2023-01-25 06:51
何年も年賀状だけで繋がっていることがあり、来ないと心配します。
でも、お嬢さんが覚えていてくれてよかったですね。

鍋焼きうどんはお店によって具が残念で不完全燃焼になること多し。
絵画の先生の連れられてうどんすきの美々卯で食べてからうどんすきばかり。
でも東京から撤退してずっと食べていません。
私の中で鍋焼きうどんとうどんすきは同類個となっています。
Commented by Mchappykun2 at 2023-01-25 09:23
ソーニャさんへ

お嬢さんとはお会いしたことがないのです。でも、きっとご両親、クリスマスカードをきちんと取っていらしたのでしょうね。お子さんを知らないのに連絡くださり、本当に感激しました。お知らせも英語と日本語両語で、やはりご両親も素晴らしければ、お子様もと思いました。私も考えねば、と思いました。

美々卯、東京から撤退したのですか?昔々、夫と行ったことがあるので、懐かしいです。私は鍋焼きは鍋焼きで、うどんすきとは別物です。
Commented by fleur de sel at 2023-01-26 02:57
温かいおうどんの季節ですね。急に食べたくなり先日作りました。シンプルな物ですが。なかなか美味しいおうどん手に入らないのですがその内仕込みに行きたいと思います。楽しい心の通いあった思い出はいつになっても心の中で消えませんよね。
Commented by Mchappykun2 at 2023-01-26 04:32
fleur de selさんへ

温かいおうどんの季節です。私は手打ちうどんは作ったことがないのですが、娘は作ったそうで、やはりとても美味しかったとか。
素晴らしい方々との出会いは豊かな人生にしてくれますね。
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