魚のお取り寄せは私のランチをアップグレードしてくれます。
昨日のランチは鯵のたたき、鯵の紫蘇竜田揚げ、松茸ご飯、鯵の頭とアラで出汁を取った豆腐のお味噌汁。
まずは鯵を3枚におろします。鯵は骨も固くなく、大きさも手ごろなのでおろしやすい魚です。
捌いた半身は皮をひいてタタキ、残りの半身と中骨は揚げ物、頭と腹骨などは塩を振ってしばらく置いてから80度C位のお湯を回しかけ、昆布と一緒に出汁を取ってお味噌汁。
鯵のたたきも角切り、細切りなど色々な切り方がありますが、今回は削ぎ切り。
胡瓜の千切りを氷水に放してパリッとさせ、青葱の小口切り、生姜の千切り(水に放して灰汁を抜きます)を添えて。
紫蘇竜田揚げのレシピは下に書きました。
松茸は砂を取り除き綺麗にし、ペーパーでしっかり水気を取っておきます。
お米は研ぎ、酒、白醤油または薄口醤油、塩、昆布と一緒に普通に炊きます。普通の醤油だと色がつきすぎるので、塩だけでも。
ご飯が炊き上がる寸前に松茸を切ります。軸は縦に、傘は6−8つにごろごろと。炊き上がったご飯に松茸を加えて蒸らします。蓋を開けた時にふわっと立ち上る松茸の香り。幸せに感じるひとときです。
幸いこの日は土曜日。仕事のない日で良かった!こんな素敵なお昼ご飯をお腹一杯食べたら、何もしたくなくなります。
そして、今度はこの日の夕ご飯はどの魚をどう料理するか、が頭の中を占領します。なんとも能天気で幸せな一日です。
Stay Healthy!
鯵の紫蘇竜田揚げ
レシピ:志の島忠 著「日本料理惣菜事典」を参考
材料:一人分
鯵 大半身1枚
大葉 4−5枚
卵の白身 1個分
片栗粉 適宜
酒 大匙1
醤油 大匙1/2
揚げ油 適宜
練り辛子 適宜
鯵のフィレは2−3枚に切り、酒と醤油に漬ける。(約10分)
卵の白身はよくときほぐしておく。
大葉は縦半分に切ってから千切りにし、水につけて灰汁を抜く。
上記の鯵の水分を拭き、片栗粉を軽くつける。
大葉の千切りの水気を絞り、白身をつけ、鯵の皮目に乗せる。
油を中温よりやや低めに熱し、大葉の乗った鯵を焦がさないようにカラリと揚げる。
溶き芥子を添えて食卓へ。