ブログの右端のタグを見ると、食卓に載せる料理はシーフードが圧倒的に多く、肉類では鶏肉が一番、次が豚肉です。豚肉もフィレを買うことが多く、私が脂身を好きでないことがよく分かります。
つい二日前もアメリカのスーパーで、豚のフィレ肉を買って来てしまいました。
最初は久しぶりにフィレカツでもしようと思っていたのですが、作る段になり、さっぱりとしたものが食べたくなりました。
こんな時、一人暮らしは便利です。自分で作って自分で食べるのですから、期待外れなどと、誰にも文句は言われません。
1センチ厚さに斜め切りにした豚フィレ肉は軽く塩胡椒してソテー。
その前にラヴィゴットソースを作っておきます。
トマトの角切り、玉ねぎはみじん切りにして水で洗い水分を拭き取ります。そのほかケイパー、ガーリックのみじん切り、パセリのみじん切り、レモン汁、塩胡椒、オリーブオイルを加えて出来上がり。
ラヴィゴットという言葉は、元気が出るという意味があるらしいのですが、赤いトマトと緑のパセリは目にも鮮やかで、食欲が湧きます。
サラダはフェンネルと二十世紀の梨。キャラメリズしたナッツ類をトッピング。フェンネルはドレッシングと混ぜて、少しおいた方が美味しいです。
キャラメリズしたナッツは以前娘たちが来た時に多めに作り、冷凍しておいたものです。
もちろんこのままワインのお供になるのですが、サラダのトッピングにも適しています。下にレシピを書きました。
秋から冬にかけて、アメリカではホリデーが目白押しです。今年も大勢でワイワイすることはできそうにありませんが、おつまみにもスナックにもなる便利な一品です。
Stay Healthy!
キャラメリズしたナッツ類
レシピ:Dorie Greenspan著「 Everyday DORIE」を参考
材料
ナッツ類 約225g 丸のままのアーモンド、カシュウナッツ、胡桃など
フレッシュなタイム 2−3本
無塩バター 大匙1
メープルシロップ 大匙1
ブラウンシュガー 小匙1
塩 小匙1/2 (塩の華の場合は小匙1)
シナモン粉 小匙3/4
ピメント・デ・エスプレットまたはカエンヌペッパー 小匙1/2
オーブンを350度F(180度C)に温めておく。
ベーキングシートにナッツ類とタイムを散らして、オーブンの中段で5分ローストする。
他の材料を全て鍋に入れ、火にかけ、バターや砂糖類が溶けるようにかき混ぜる。
温かなナッツ類を上記の鍋に入れ、2−3分火にかけ、ナッツに満遍なく絡ませる。
ナッツ類を再度ベーキングシートに戻し、お互いくっつかないように散らし、5分ローストする。
ナッツ類をひっくり返し、更に5分ローストする。オーブンから取り出し、完全に冷ます。
お好みで更に塩(分量外)を振りかける。
タッパーのような容器に入れれば、室温で1週間持ちます。もし湿気ったら、180度C(350度F)のオーブンで5分ローストしてください。