私はクリスチャンではないので、普段はイースターを祝うことはしません。
でも、ニュースで流れる誰もいないバチカン広場や、会葬者が一人もいない広い教会に流れるミサ曲を聞いて、世界中が一つになって目に見えない敵に向かって心を一つにして戦わねば、と強く思いました。一人一人の行動が大切な人の命を救うことができるのです。そして、できるだけ早く元の生活に戻ることができるように心から祈っています。
さて、昨日のイースター・サンデーに初めてバゲットを焼きました。
外出禁止令が出てからアメリカ人はホームベーカリーに火がついたようで、先日訪れたスーパーではドライイーストが品切れ、小麦粉は一人一袋という制限がありました。
アマゾンに注文してやっと手に入れたドライイーストで早速バゲットを焼いてみました。
初めてにしては外はパリッ、中はモチっとして、なかなか良い感じ。
焼きたてのバゲットを薄切りにして、ピンチョス風にしました。
茹でた(電子レンジでチン)アスパラにマヨネーズをつけ、その上にイースターにつきもののゆで卵のスライス、更にマヨネーズ、ケイパー、ローストパプリカ粉、パセリ。
もう一つはスライスした豚フィレをソテーし、アルグラの葉っぱの上に乗せ、自家製ブルーベリーのジャムとアルグラの花をのせました。
バゲットのおかげで、美味しいアペタイザー風ディナーになりました。(お皿には品良くのせましたが、実際にはもう少し食べました。)
そしてサラダはロメインレタスと春菊、アンチョビとオリーブ。
春菊のクリームスープと共に、イースターらしく少しお洒落なお一人様ディナーでした。
Stay Healthy!
春菊のクリームスープ
材料(二人分)
春菊 葉っぱと柔らかな茎の部分合わせてザルに大盛り一杯
玉ねぎ 中1/3個 みじん切り
サラダオイルまたはオリーブオイル 適宜
米 約大匙2 洗わない
チキンストック 約300ml
塩胡椒 適宜
生クリーム 約80ml 牛乳でも良いですその場合は少し多めに
卵黄 1個 なくとも良いです (白身は冷凍してお菓子か中華料理の炒め物のお肉にまぶして使えます。)
1.玉ねぎをサラダオイルで数分炒める。
2.春菊を加え更に炒め、洗わない米を加える。
3.チキンストックと塩胡椒を加え、米が煮えるまで弱火で煮る。
4.粗熱が取れたらミキサーかフードプロセッサーでピュレ状にする。
5.卵の黄身をほぐし、生クリームを加えて混ぜておく。
6.ピュレにしたものを鍋に戻し、温まったら、黄身と生クリームを混ぜたものにスープを少しずつ加える。おたまに1杯ほど加えたら、スープの方に戻し入れる。(最初に熱いスープに黄身を入れると、黄身が固まるので注意)