明けましておめでとうございます。
昨年中は私のブログにお越しいただき誠にありがとうございました。今年もマイペースながら書き続けていくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今年は年末から滞在している娘夫婦の他に、3人の友達をお招きしたのですが、お二人が体調不良で欠席。4人でのお正月のお祝いとなりました。
いつものように母から受け継いだ春慶の茶懐石のお重に一人一人詰めたのですが、なんだかいつもより隙間が多いように感じてしまいました。それでも皆が美味しかったと言ってくださり、今年最初のお祝いを楽しく過ごすことができました。
お重の左は丸一日漬けた酢蛸と二日昆布締めにした平目の翁和え。
お重の右は煮物(里芋の白煮、筍、蒟蒻、干し椎茸、人参、絹さや)、自家製干し柿入りのなます、黒豆。
お重は左から蒲鉾、伊達巻、塩麹につけた鮭の焼き物、田作り、海老のうま煮、八幡巻き、たたきごぼう、数の子の塩麹漬け、蓮根のたらこ詰、鴨のロース煮、卵の黄身の塩麹漬け、百合根の梅干し和え、華頂山きんとん
毎年同じお節ですが、今年はゆり根を初めて漬けた梅干しで和えました。初めてだったにもかかわらずとても美味しい梅干しで、和え物も美味しくできました。梅干しは種と皮を除き、裏ごしして、酒と醤油で調味します。
毎年のことですが、蒲鉾だけは市販品で、後は全部手作りです。
そして、やはり母から譲り受けた年代物のお椀にお雑煮。鰹だしに鶏肉、大根、人参、三つ葉、いくら、柚子。
お餅は餅つき機でついたものです。1年に1回しか使わないのに、30年以上頑張ってくれている頼もしい器械です。
例年より冷たい風が吹いているサンディエゴですが、おかげさまで私の風邪はだいぶん良くなってきました。
今年も皆様にとっても健康で良い年となりますようにお祈りしています。