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イサム・ノグチのカリフォルニア・シナリオ&アップスケールのタコレストラン

サンディエゴからハイウエーを北に1時間と少し。オレンジ郡のコスタ・メサにイサム・ノグチの作った庭園「カリフォルニア・シナリオ」があるのを知ったのは割合最近のことです。

昨夏訪れたSFMOMA(サンフランシスコ現代美術館)でノグチの作品に出会い、ドウス昌代の「イサム・ノグチ」の伝記を再読して、こんなに近くに彼の作品があるのに気づきました。

それで、美術の好きな娘が来たら一緒に訪れようと思っていました。

この庭園はSouth Coast Plazaという大きなショッピングモールの一部ですが、たくさんのお店が入っているモールとは少し離れた、高いビルディングに囲まれた場所にあります。

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庭園への道を行くと、最初に目につくのは「Water source」(水源)と名付けられた大きな三角形の頂上から流れ落ちる水のフォルムです。

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ドウス昌代の本には「[カリフォルニア・シナリオ]は、イサムが生まれ故郷「カリフォルニア」を、アメリカ開拓の最後の夢をかけた人々の物語に立体化した抒情詩である。」とあります。

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1個20トンほどの万成石を15個組み合わせた「Spirit of the Lima Bean」(ライ豆の精神)。

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日本の石庭に影響を受けたと思われる石と水と土と針葉樹の庭園です。

「カリフォルニア・シナリオ」はイサム・ノグチが82歳の時の作品で、88歳で天寿を全うするまで旺盛な創作意欲を持ち続けた大芸術家の、明らかに傑作の一つでしょう。

この庭園を訪れる前にランチを食べたタコのレストラン、Taco María

とても人気のレストランで、予約なしで行くと、1時間待ちと言われましたが、それほど待つこともなく、テーブルにつくことができました。

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前菜を2皿頼んで3人でシェアー。帆立のセヴィチェとワカモレ。

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銀ダラのタコと豚の三枚肉のタコ。

セヴィチェとワカモレは美味しかったですが、タコは普通。

30度近くまで気温の上がった南カリフォルニアで、メキシコ料理と美しい庭園を堪能した1日でした。

ご訪問ありがとうございました。
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by Mchappykun2 | 2018-01-16 04:38 | 無題 | Comments(10)
Commented by fleur de sel at 2018-01-16 06:33 x
イサム・ノグチは随分波乱な生涯を送られた天才のようですね。作品の前に立ったらさぞかし心に響くものがあると思います。現在お嬢様ご夫婦と楽しい時間を過ごしていらっしゃるよう嬉しく思います。タコに色が付いているのは何か野菜のエキスが入っているのでしょうか?
それにしても気温が30度近くとは。それに青い空。羨ましいです。
Commented by Mchappykun2 at 2018-01-16 12:10
fleur de selさんへ

イサム・ノグチは日本人の父親やその家族に拒否されたりと、家族の愛情には恵まれない人生だったようです。でも、日本がとても好きで、日本の文化にとても影響されたと私は思っています。スケールの大きい芸術家だったと思います。

タコのトルティーヤの色はブルーコーンで作られているからだと思います。ブルーコーンは濃い紫色なので、このような色になります。
Commented by akdeniz_tk at 2018-01-16 14:03
イサムノグチは、生涯現役だったのですね。
齢を重ねるにつれて、作品に深みが増していくのでしょうから、
晩年の作品を、実際に見てみたいです。
ブルーコーンで作ると、こんな色のタコになるのですね。
メキシコ料理、ずっとご無沙汰しているので、食べたくなっちゃいました。
Commented by asu at 2018-01-16 16:49 x
イサム・ノグチ氏のことは全く知りませんでした。
少し検索してみました。とても興味深いです。こうやって、知らなかったアーティストや作品を知るのは、とても楽しいです! 気温が30度とは・・本当に羨ましい!こちらは、今日は少し気温が上がりそうです(10度)が、朝晩は氷点下です・・ 娘さんご夫婦と楽しい時間を過ごされて、よかったです!!!
Commented by petapeta_adeliae at 2018-01-16 23:38
彼の才能だけでなく、人生自体興味を誘います。
15才の子供を渡米させたことも飛んでも無いけど、
アメリカ人の母親tがあの時代にひとり日本に残りったのは
なぜだったのかしら?
Commented by Mchappykun2 at 2018-01-17 01:59
akdenizさんへ

イサム・ノグチの最後の作品と呼んでも良いものは札幌にあるモエレ沼公園です。正しくは彼が設計しましたが、その9ヶ月後にこの世を去り、他の建築家の手によって2005年に完成しました。ここも訪れたことがありますが、壮大なとても気持ちの良い公園です。

娘たちの話によると、南カリフォルニアはメキシコ料理が美味しいということです。やはりメキシコに近いぶんメキシコ人が多いせいでしょうね。
Commented by Mchappykun2 at 2018-01-17 02:00
asuさんへ

イサム・ノグチは相当変わった性格の持ち主だったようですが、人をとても惹きつけるところがあったようです。もちろん彼の芸術性も。
何と言っても南カリフォルニアは暖かです。サンディエゴの方が南ですが、コスタ・メサよりは涼しいのです。同じ海岸寄りの町ですが、どうしてでしょうね。
Commented by Mchappykun2 at 2018-01-17 02:05
ソーニャさんへ

おっしゃる通り、イサム・ノグチの人生もとても興味深いです。彼のアメリカ人の母親が日本に住んだ理由は、最初はイサムの父親のことを愛していたからだと思います。後に、別の恋人ができ、娘を産んでいます。その娘の息子は今アメリカに住んでいますが、母親は決して娘の父親の名前を明らかにしなかったそうです。でも、日本人だということです。多分英語を教えていた当時の帝大の学生だったのでは?と憶測されています。
母親はイサムの芸術の才能を信じていて、彼を芸術家に育てようと懸命だったようです。
Commented by タヌ子 at 2018-01-17 06:49 x
岡本太郎も84歳で亡くなる2年前まで制作活動を続けていましたよね。
芸術家の感性は年を重ねても鈍らないものなのですね。
あの紫色のコーンはブルーコーンという名前だったのですね。
乾燥して飾りとして使われいるものは見たことがありますが、新鮮なブルーコーンって見たことがない気がします。
↓洋風の豚汁、体が温まりそう。
私もホワイトシチューに西京味噌を入れますが、味に深みが加わって美味しいですよね。
Commented by Mchappykun2 at 2018-01-17 11:28
タヌ子さんへ

偉大な芸術家の多くは歳を取っても創作意欲が衰えないのですね。そこが凡人と違うところなのでしょう。
南米にはコーンの種類がたくさんあるようです。大粒のもあり、これも美味しいです。

味噌ってすごい調味料ですよね。和洋中どんなものにも合うような気がします。