日本では9月15日が中秋の名月だったようですが、カリフォルニアは16日に満月を迎えました。
昨年
はスーパー・ブラッド・ムーンと皆既月食が同時に起きた珍しい中秋の名月でしたが、今年は普通の満月。それでもめっきり涼しいというより寒くなった夜空に輝く丸いお月様はきれいでした。
今年も中秋の名月にちなんで丸に拘った夕食を作りました。
まずは手毬寿司。鯛(塩締めにした後、米酢に3分つけたもの)、甘海老と三つ葉、紅しぐれ大根の甘酢漬け、甘酢にくぐらせて軽く絞った胡瓜。
一つ一つラップに包んで作るので、簡単です。
丸茄子の田楽、卵の黄身の塩麹漬け(一旦殻のまま冷凍し、自然解凍してから塩麹に漬けました。)生椎茸と万願寺唐辛子、ミニトマトの網焼き。
丁度前の晩に友達が下さった御所柿がデザートです。メロンボーラーでくりぬいて、ラム酒に漬け、柘榴を飾りました。
すべて秀衡塗りの丸盆に盛り合わせてみました。
このアイディアの元はソーニャさんのコメントから始まりました。
紅しぐれ大根の甘酢漬けを作った時、ソーニャさんが漬物寿司にしたらいいかも、とコメントを下さったのです。
私はそれまで漬物寿司の存在を知らなかったのですが、なるほど、と思い、どうせなら、大根の丸を生かして手毬寿司にしようと思い立ちました。そこから満月にちなんで丸い形のものばかりを集めてみたのです。
赤く色づいた南天の葉を添えて、季節的には早いですが、華やかな錦秋の盛り合わせ盆になりました。
最初に素敵なアイディアを下さったソーニャさん、お陰様で洒落たお月見の夕食になりました。ありがとうございました。
ご訪問ありがとうございました。