やせっぽちソプラノのキッチン2

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友達との家ランチはピンチョス風

久しぶりに友達とランチをご一緒しました。

彼女は亡夫の手打ち蕎麦も召し上がって頂いたことがありますし、先住犬のジョーイーも知っています。そして、何より音楽談義ができる貴重な友人です。

とにかく忙しい方で、この日も数ヶ月ぶりの休日ということで、ゆっくりできる家ランチにしました。(全てレシピは下に書きました。)

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まずは冷たいサルモレホ。スペインのトマトスープです。スペインのクエンカにお住いのasuさんから教わったトマトの冷製スープで、簡単なのにとても美味しいのです。生ハムと卵の彩りも綺麗で、トマトとあいます。

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ピンチョスの鶏つくね。もも肉をガーリックやエシャロット、クミン、カエンヌペッパーでマリネしてそのままひき肉にしたお団子です。ミント入りのヨーグルトソースをつけて頂きます。

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じゃが芋と蛸のムルシア風サラダ。玉ねぎ、青ネギ、パセリの入ったドレッシングをかけて。

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茄子とミニパプリカとカリフラワーの花の即席マリネ。茄子を茹でてからマリネするのですが、これがなかなか良いのです。

健啖家の彼女、この日をとても楽しみにしていたと言って、たくさん召し上がってくださいました。

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沢山食べて、沢山お喋りして、チャー君も沢山撫でてもらって、楽しい7月最初の日曜日でした。

デザートのご紹介はまた後日に。

サルモレホ (トマトの冷製スープ)
レシピ: asuさんのレシピを参考
材料(二人分)


完熟トマト 約500g
ガーリック 1片 みじん切り
パン 薄切り食パン1/2枚 (耳は除く) 水に浸しておく
オリーブオイル  大匙1−2
シェリーヴィネガー 大匙1
塩 ほんの少量
生ハム 1枚 角切り
固ゆで卵 1個 白身と黄身に分けてみじん切り

トマトは芯を取り除き、皮と種と一緒にガーリックと共にブレンダーにかける。
パンを絞り、ちぎって、オリーブオイル、シェリーヴィネガー、塩を加えて更にブレンダーにかける。冷蔵庫で冷やす。
皿に盛ってから、生ハムとゆで卵のトッピングをする。


鶏つくねとヨーグルト・ミントのディップ

ヨーグルト・ミントのディップ
プレーンヨーグルト 1/2カップ
フレッシュミント みじん切り 大匙3
砂糖 小匙2 
カエンヌペッパー (小匙1/4)
レモンジュース 小匙2

上記の材料をすべて入れて混ぜる。

鶏つくね
クミン  小匙1/4
コリアンダー  小匙1/4

鶏もも肉 (骨・皮なし)300g 一口に切る
エシャロット  薄切りで大匙2
ガーリック 1片 薄切り
フレッシュタイム  みじん切り 小匙1/2
カエンヌペッパー 2−3つまみ
レモンのゼスト擂り下ろして 半個分
塩 適宜

スパイス類と上記の物を混ぜ、冷蔵庫に4時間から一晩置いてマリネする。
卵 1個 
生パン粉 大匙3
サフラワーオイル 適宜

マリネした鶏肉(マリネごと)、卵、パン粉を加えてフードプロセッサーでひき肉にする。
小さいフットボール型のつくねにして、オイルでソテーする。
2つずつ短い串に刺してヨーグルトのディップと共にサーブする。


タコとポテトのムルシア風

 ポテトは皮のついた丸のまま柔らかになるまで茹でる。手で触れるようになったら皮をむき、スライスする。

 小さなボウルにエシャロット(大匙1のみじん切り)、レモンジュース(大匙2)、オリーブオイル(50ml)、パセリ(半カップ)、塩、胡椒でヴィネグレットを作る。

タコをスライスして、温かいポテトと盛りつけ、ヴィネグレットをかける。そのままぴったりラップして室温に置く。

茄子、ミニパプリカ、カリフラワーの即席ピクルス

茄子(4本)はへたをつけたまま 2ー3センチのスリットを入れて、塩を入れて煮立ったお湯で10ー12分柔らかになるまで茹でて冷ます。
ミニパプリカも柔らかになるまで茹で、カリフラワーの花は2分くらい茹で、熱いうちにピクルス液につける。

ピクルス液の割合
赤ワインヴィネガー(半カッップ)、水(1カップ)、オリーブオイル(1/6カップ)、塩(小匙1/2)、黒胡椒(適宜)、鷹の爪(1本)、ガーリック(2片、みじん切り)、クミン(小匙1)、オレガノ(小匙1/4)をボウルに入れて混ぜる。


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by Mchappykun2 | 2017-07-04 02:32 | レシピ | Trackback | Comments(6)

バカラオのコロッケ

二日半もかけて塩抜きしたバカラオ(塩鱈)。前日の残りの半分をコロッケにしました。スペインで食べた鱈の入ったクロケット。どんな風に作るのか調べる時間もなく、普通のポテトコロッケにしました。

ただし、形はスペインで食べたように小さいお団子型。

丸のまま茹でたじゃがいも(中3個)を丁寧にマッシュし、玉ねぎ(小半個)のみじん切りとバカラオ(約100gをざく切り、あまり細かに切りません。)をオリーブオイルで炒めて加え、お団子の形に。(調味は胡椒とローストパプリカの粉)

あとは普通に小麦粉をまぶし、卵をくぐらせて生パン粉をまぶし、多めのオリーブオイルで揚げるようにソテーしました。(ディープフライにするほどのオリーブオイルがなかったのです。)

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とても美味しくできました。鱈の塩加減がちょうどよく、ソースも何もいりません。

副菜はブロッコリ。固茹で(沸騰して1分で火を止めます。)にしたブロッコリをガーリックの薄切りと鷹の爪、冷凍しておいたオレンジのゼストと一緒にオリーブオイルで炒め、辛口白ワインをふりかけて水分がなくなるまで炒めます

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ワインの香りのする美味しいブロッコリ料理です。

サラダは頂き物のハニーベル(日本の伊予柑に似た果物)とアボカド、ミニトマト。

塩鱈を買ってきたお陰で、またスペインらしい料理を食べることができ、満足した夕餉でした。


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by Mchappykun2 | 2016-02-10 03:57 | レシピ | Trackback | Comments(8)

バカラオとピペラードのピンチョ

スペインから買ってきたバカラオ(塩鱈)をやっと料理しました。冷蔵庫で10ヶ月はもつといいますが、早く食べるに越したことはありません。

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さて、バカラオは水(薄い塩水)につけて冷蔵庫で二日半。水を何回か替えて、やっと塩が抜けました。このような塩に漬けてあるものはすっかり塩を抜いてしまっては美味しくありませんので、その辺の加減が難しいところです。

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バスク地方の名物であるパプリカとトマトを煮込んだピペラードと一緒に、美味しいピンチョになりました。


バカラオとピペラードのピンチョ
レシピ:Gerald Hirigoyen著「Pintxos」参考
材料 (二人分)


ピペラード
オリーブオイル 大さじ1
玉ねぎ 小 1/2個 縦に薄くスライス
パプリカ(赤か黄色かオレンジ) 1個 種を取って千切り
ガーリック 3片 薄切り
完熟トマト 中2個 皮も種も一緒にざく切り
塩 少々 (なくとも良い)
ピメント エスプレット (パプリカ粉又はカエンヌペッパー) 適宜

オリーブオイルをフライパンで熱し、玉ねぎ、ガーリック、パプリカ、トマトを一緒に約10分、全体がしんなりするまでかき混ぜながら炒める。
サーヴする直前に塩とパプリカ粉をふりかける。(塩鱈と組み合わせたので、今回は塩は使いませんでした。)

バカラオ 200−250g たっぷりの薄い塩水につけて冷蔵庫の中で1〜3日、水を替えながら、少なくとも3回塩抜きをする。
ガーリック 1片 薄切り
エシャロット 1個 薄切り
オリーブオイル 適宜
砂糖 適宜
バゲット 斜めにスライス
パセリ 適宜

オリーブオイルをフライパンで熱し、弱めの火でガーリックとシャロットを炒める。香りが出てきたところで火を少し強め、水分をペーパータオルで取ったバカラオをソテーする。両面1分ずつソテーした後、水1/4カップを加え、5分ほど水分がほとんど蒸発するまで火を通す。
適当な大きさにスライスする。身が崩れやすいので注意。

一方、ピペラードを網に入れて、汁をしっかりプレスして汁は別のボウルに取り置く。ピペラードはみじん切りにし、少量の砂糖を加える。

バゲットに上記のピペラードをのせ、パプリカの粉をかけ、スライスしたバカラオをのせてピペラードの汁をかけ、パセリをのせて出来上がり。



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by Mchappykun2 | 2016-02-09 03:14 | レシピ | Trackback | Comments(10)

カタルーニャ風ハムスープ

Thanksgivingのポットラックディナーで残ったハムを戴いてきました。もちろんこの美味しいハムでスープが作れると、内心ほくほくしながら有り難く頂戴したのです。

イギリスに住んでいた1980年代初頭に買った「Mediterranean Food」という料理本にのっていたレシピで、私の十八番とも言えるスープです。(残念ながら今回のスペイン旅行ではお目にかかりませんでしたが。)

Mediterraneanというからには地中海沿岸の各地、フランスのマルセーユからスペインのバルセロナ、チュニス、コルシカやシシリーの島々、ギリシャ、レバノン、シリア等々、の料理がのっているらしいです。

「らしい」というのはこの本を真面目に読んだことが無いからで、写真が一枚も無くレシピも極簡単で素っ気ないので、どうもこの本を繙く回数が他の料理本に較べて圧倒的に少ないのです。

その中にあって、このハムスープだけは30年以上作り続けています。

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このスープに使うハムは薄切りでは美味しくありません。出来たら骨付きだともっとコクが出て美味しくなります。

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サラダは私の好きな組み合せの春菊と柿、石榴、ゴートチーズ、胡桃。ヴィンコットヴィネガーをかけて。

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カタルーニャ風ハムスープ
レシピ:Elizabeth David著「Mediterranean Food」参考
材料(二人分)分量は大体の目安です。ご自分で適当に変えて大丈夫です。でも、玉葱だけはたっぷりとお使い下さい。


玉葱  大1個 薄切り
オリーブオイル 適宜
ハム  100−150g 角切り
セロリ 2本 ハムと同じくらいの大きさに切る
トマト 小2個 皮も種も一緒にざく切り
辛口白ワイン 半カップ
じゃが芋  中2個 皮をむいて角切り
卵の黄身 1個
水  3カップ
タイム、ナツメッグ 適宜
パセリ 少々

1. 玉葱を(弱めの中火)オリーブオイルで炒める。量が半量くらいになるまで、焦げないようにかき混ぜながら炒める。

2. ハム、セロリ、トマトを加え更に炒める。白ワインを加えて煮立ったら水とじゃが芋、タイム、ナツメッグを加える。

3. じゃが芋やセロリが柔らかになったら(約30分)、卵の黄身をほぐし、スープの汁を少しずつ黄身の方に入れる。(卵が固まらないように気をつける。)最後は黄身をスープに加えて、かき混ぜる。

4. スープ皿に盛り、パセリのみじん切りを散らす。

*ハムに塩気があるので、塩は入れません。
*卵の黄身でなく、パルメザンチーズやバーミセリでも美味しく出来ます。



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by Mchappykun2 | 2015-12-06 02:57 | レシピ | Trackback | Comments(8)

スペイン旅行(22・最終回) ーバルセロナ⑤ー

11月5日(木)

モンセラットからバルセロナの街へ戻り、ホテルで一休みした後サグラダ・ファミリアのライトアップを見に出かけました。

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ライトアップは期待していたよりは地味でしたが、夜の顔も見ることが出来満足。

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最後の日は遠出をせず、ホテルから徒歩圏内のバルにいくことにしました。
ガイドブック、Eyewittness Travelで見つけたFabrica Moritz(Ronda de Sant Antoni 39, Barcelona)はバルと言うよりはちょっとモダンな大衆レストランという趣です。

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メニューの種類はとても豊富です。

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オリジナルは19世紀に遡るブリュワリーということで、ビールを注文。泡がクリーミーでとても美味しかったです。

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新鮮だと言う巻貝を注文。でも、名前が思い出せません。ネットで貝図鑑を見たのですが、同じものは見つかりませんでした。美味しかったのですが、塩水に漬けてあったのか、少し塩辛かったのが残念でした。

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マグロの頬肉

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野菜の蒸し煮

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近くの方が召し上がっていたデザートが美味しそうだったのでオーダー。友達はクレーム・ビュルレー。

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私はと書きたいのですが、何だったのか思い出せません。ラズベリーのムースにクランブルがのっている?

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ここは多勢で来て色々なものを頼んだら楽しいでしょう。

Ronda de Sant Antoniの大通りをブラブラしながらホテルまで5分の道のりを歩くと、素敵なカフェを発見。もう閉まっていましたが、こんなにホテルの近くにあるのを今更気がつき、残念に思いました。

スペイン旅行は今回が5回目。来るたびにスペインの違った顔を見ることが出来ました。スペインは地方によって文化も食も違います。そして、来る度に一層好きになります。

マドリッド、クエンカ、バルセロナ。全部で10泊12日にしては盛り沢山の旅行でした。この旅行が単なる観光だけに終わらなかったのは、ひとえにブログを通してお友達になった方のお陰です。コメント欄もお読みの方はお分かりでしょうが、敢えてブログ名は記しません。

(マドリッドのバル)
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このご夫妻のお陰で一味も二味も違った旅行になったこと、感謝の気持ちで一杯です。この場を借りて、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

(クエンカの宙吊りの家)
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私たちがアメリカに帰り着いた1週間後に起きたパリでの多発テロ。今やいつ、どこでテロが起きてもおかしくない世の中になってしまったことをとても悲しく思います。

(サグラダ・ファミリアのステンドグラス)
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好きなときに好きな所へフラッと出かけられる、そんな平和で穏やかな世界になることを心から願ってやみません。そして、出来る限り健康でいられるように自己管理もしっかりせねば、と思いました。

この長い旅行記を最後まで読んで下さりありがとうございました。

ースペイン旅行・終わりー


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by Mchappykun2 | 2015-12-02 03:14 | 旅行 | Trackback | Comments(16)

スペイン旅行(21) ーバルセロナ⑤ モンセラットー

11月5日(木)

バルセロナのエスパーニャ(Espanya)駅から電車で約1時間。断崖絶壁の岩に囲まれたモンセラット修道院を訪れました。ヨーロッパにはこんな所によくぞ建てたと思われる城や修道院がありますが、ここも正にそうです。

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朝9時半発の電車は平日なのに満員。立っている人もいました。Monserrat-Aeri駅で降り、ロープウエーに乗ります。この日は登山鉄道は動いておらず、ロープウエーのみです。天候によりどちらかが動いていない可能性があるので、切符を買うときには注意が必要です。(電車の切符を買うときにロープウエーか登山鉄道かを選びます。)

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エスパーニャ駅の自動発券機の横には駅員さんがいて教えてくれますが、この機械、大きな紙幣は受け付けてくれませんのこれも注意が必要です。

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2台のケーブルカーがすれ違いました。

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現在の修道院の殆どは19−20世紀に建てられたそうですが、11世紀に創建されたものは1811年ナポレオン軍によって破壊されたそうです。(「地球の歩き方」より)

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教会堂の黒いマリア像は願いを叶えてくれると信じられていて、お参りする人が後を絶ちません。私もしっかりお参りしてきました。(現在のマリア像はオリジナルではないそうですが。)

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有名な少年聖歌隊の前座におばさんたちのコーラス隊。この方達のコーラスはいかにも素人の集まりでしたが。

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一日2回、約15分の少年聖歌隊の歌声は正に天使の声。良く訓練された美しいコーラスは心が洗われるようでした。

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この聖歌隊はウイーン少年合唱団のように学校になっているのだろうか、毎日どんな訓練をしているのだろうか、など色々疑問が湧いて、ホームページを覗いてみましたが、英語版はまだ整っておらず、スペイン語が分からず残念でした。

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美しい歌声を聴いた後は、少し修道院の周りを歩いて山の空気を吸い、バルセロナの街へと戻ったのでした。

ー続くー


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by Mchappykun2 | 2015-12-01 02:57 | 旅行 | Trackback | Comments(10)

スペイン旅行(20) ーバルセロナ④ 二つ星レストランー

11月4日(水

バルセロナのミシュラン二つ星レストラン、ラサルテ(Lasarte)。この旅行での食のハイライトにこのレストランを選びました。

ミシュランの2015年版のバルセロナの二つ星レストランのメニューを全てネットで調べて、私たちだけで決めて予約したのですが、その後のネットでのレヴューを見て、私たちの判断に自信を持ちました。

コンサートでお隣に座った親切なスペイン人のおじさんも、このレストランはバスク地方の美味しい料理を出すと太鼓判を押して下さったのです。

予約の8時半より10分早くお店に着いたのですが、ドアはまだ閉まっており、明かりもついていません。不安に駆られながら待っていると、お店の方が通りかかり、もう少しで開きます、と言ってくれて一安心。

ラサルテはバスク地方のサンセバスチャン(Donostia-San Sebastian)の近く、Lasarteにあるミシュランの三ツ星レストラン、Martin Berasateguiのバルセロナ支店です。

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広々とした店内に大きなテーブルをゆったりと配置。

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私たちは一番数の少ないテイスティングメニューを選びました。それでも5品のアペタイザー、プラス8品です。

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ワインは全てお任せにしました。確か、全部スペイン産のワインでした。

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メニューに名前の載っていないアペタイザーは今となっては何だったのか、殆ど思い出せません。でも、どれもとても美味しかったことは覚えています。
写真は出て来た順番です。

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左の円筒形はバターで、ほうれん草とビーツが混ぜ込んであります。この他写真にはありませんが、オリジナルとマッシュルーム、トマトもあったはずです。(と私のメモ帳にありました。)
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フォアグラと鰻のミルフィーユ

オリーブオイルもとても美味しかったので写真を撮らせて頂きました。

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お腹が一杯になるので、パンはあまり食べませんでしたが、焼きたてのパンはとても美味しかったです。

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ここで白ワインと最後のアペタイザー

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さて、アペタイザーの後の最初は帆立のスライス、トリュフ風味の野菜とボレタス(茸の一種)。

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モルトとビーツのリゾット、スイート・ゴルゴンゾーラとスモークした鰻。

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イベリコハムとバジルのスープ、オックステールのミニカンネローニと茄子のトルテッリーニ(両方ともパスタの種類)

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ここで赤ワインに変わりました。

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炭でグリルしたマグロのトロ、柑橘類とケイパー、黒オリーブ、スモークしたソースとガランガ(タイ料理に使う生姜に良く似た野菜)

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ローストした鳩、イベリア風ラグー、パイナップル、サフランでコンポートしたベビーオニオン。

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ここからはデザートで、苺、ミントでインフューズしたカンパリ・オレンジ

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チョコレートのソルベ、胡麻風味のクリームと柚子風味のヨーグルト

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プティフール

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どれもとても美味しく、プレゼンテーションもサーヴィスも最高でした。これでこそ二つ星でしょう。ここでもまた、マドリッドの敵をバルセロナで討った形になりました。

この部分は蛇足です。私の中で今までで最高のレストランはDonostia-San SebastianのAkelaŕeです。このレストランの創造性と食材の美味しさの追求と無駄の無さは他の追随を許しません。2度訪れましたが、2度とも素晴らしかったです。しかも美味しいだけでなく、サプライズがあるのです。

ともあれ、ラサルテも目と舌で大いに楽しみ、奥さんがティワナ(メキシコ、サンディエゴとの国境の街)出身だからサンディエゴには3回行ったことがあるというウエーターさんと親しくお喋りもし、大いに満足したディナーでした。

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最後はカモミールで締め。きちんと茶葉をティーポットに入れて、砂時計で計って下さいました。

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*後で写真を見て、レストランでは料理が映えるように照明も考えているように思いました。

ー続くー


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by Mchappykun2 | 2015-11-30 03:26 | 旅行 | Trackback | Comments(10)

スペイン旅行(19) ーバルセロナ④ サグラダ・ファミリア再訪&グエル公園ー

11月4日(水)

強風のために上れなかったサグラダ・ファミリアのタワーへ再挑戦しにやってきました。この日は快晴。やはり青空をバックにすると写真がきれいです。

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真ん中の彫刻の右手にのっているのは本物の鳩です。鳩の糞害もあるでしょうから、このように入り組んだ彫刻の清掃も大変でしょう。

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太陽の光が入るとステンドグラスは息をのむ美しさです。

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内部全体がまるで万華鏡のように虹色に輝いています。天気の良い日にもう一度訪れて本当に良かった!

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タワーは2カ所の内の1カ所から上ることが出来、私たちはNativity側から上りました。こちらは上りも下りも階段です。もう一方は下りはエレベーターがあります。

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上からはバルセロナの市街が見渡せます。

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更に上ると向こうの方に海が。

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クレーンも覆いも無くなった完成品をやはり見てみたい、と思います。

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サグラダ・ファミリアを後にして、ガウディのグエル公園へ。19年前にこの公園を訪れたときは無料だったのですが、今では入場料を払います。しかも、平日だというのに混んでいました。

買った切符の入場時間は一時間後。無料で入れる公園内を散策し、近くで買ったサンドイッチをガウディが住んでいたという家の前のベンチに座ってランチ。マヨネーズを使っていないツナが美味しかった。(ちなみにこの家の設計者はガウディではなく協力者のベレンゲール。)

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中央広場の有名なタイルを用いたベンチ。

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ガウディのスポンサーだったグエルの依頼を受けて造成した住宅街の公共スペースとして作られ、今では芸術的な遊び心一杯の素敵な公園になっています。

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高架道の建設で出た砕石を利用したというデザイン。歩く人を雨や日差しから守るための道路だと言うことです。この斜めの柱が何とも奇妙な感覚に陥ります。(「地球の歩き方」を参考)

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公園内の建物も童話の世界から抜け出たようです。

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正門前の大階段の途中にあるモザイクの噴水の一つ

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シンボル的なトカゲ。

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私の記憶は何とも不確かなもので、19年前に見たこのトカゲを私はずっと蛙だと思っていたのです。それで、蛙はどこだろう、と探していたのですが、遂に蛙は現れず。それは私の思い違いだったということが最後になって判明したのでした。

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帰りの道すがらに発見したMcCafe。このお店、あのMcDonaldのカフェなのです。スペインのマクドナルドは何とお洒落で美味しそうなのでしょう。先を急いでいたので入りませんでしたが、お味も気になりますね。

夕食のご案内はまた次の機会に。

ー続くー


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by Mchappykun2 | 2015-11-29 03:18 | 旅行 | Trackback | Comments(16)

スペイン旅行(18) ーバルセロナ③ カタルーニャ音楽堂ー

Happy Thanksgiving!

11月3日(水

1908年に完成したモデルニスモ建築の最高傑作と言われるカタルーニャ音楽堂(Palau de la Música Catalana)。この豪華絢爛たる音楽堂でのコンサートに行ってきました。

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まずは、この建物の中の写真をご覧下さい。

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過剰とも言える程の装飾ですが、それが不思議と調和がとれています。

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折しもこの日開かれていたのは私の大好きなイタリアのコロラトゥーラ・メゾソプラノ、Cecilia Bartoli。

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6ヶ月近く前の5月に切符を買ったにもかかわらず、3階のステージの後ろ側。演奏者の後ろ姿しか見えず、声も私たちの耳にストレートには入ってきませんでしたが、古い建物にしては音響効果も中々良かったです。

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私は彼女のリサイタルは3回目。伸びのある美しい声と豊かな表現で素晴らしいステージで、とても楽しみました。

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私はヨーロッパのコンサートが好きです。観客が温かいからです。チェチリア・バルトーリはイタリア人ですが、それでもスペインの観客がまるで自分の身内のように応援しているのが伝わってきます。

そして、クラシック音楽を構えずに、心の底から楽しんで聞いているのが分かります。サンディエゴのように1楽章が終わった時点で盛大な拍手をしたり、コンサートの最中にガサガサ音を立てながらサンドイッチを食べたりする観客とは大違いなのです。(昼のランチ・バッグ・コンサートではなく夜のコンサートでの出来事です。)

きっと演奏者も、このような素晴らしいホールで良い観客の前だったら、自然に良い演奏になるでしょう。それが歴史の重みや、生活に音楽が溶け込んでいるかどうかの違いなのかも知れません。

私たちの隣に座ったスペイン人のご夫婦のご主人が英語が堪能で、休憩時間には大いに話が弾みました。

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私たちはプログラムをもらい損ねたので、見せてもらうようにお頼みしたら、2冊あるから1冊差し上げます、と親切に申し出て下さいました。

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説明はスペイン語とカタルーニャ語でしか書かれていないので、理解できませんが、お土産に有り難く頂戴しました。

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隣に座ったご夫婦の奥さんのお姉さんがイタリアのヴェローナに住んでいて、夏はヴェローナのオペラを見に行くのだとか。だから今回はお姉さんをこのコンサートにお招きしたのだそうです。お姉さんは別の良い席にお座りでした。

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コンサートが開く前に話したご夫婦はミラノからこのコンサートを聞きにやって来たのだそうです。1週間前のミラノのコンサートはCecilia Bartoliが病気で、キャンセルになったから、今日も心配と話していました。

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そんな心配はどこ吹く風。滞在中に素晴らしいコンサートを聴くことが出来本当に幸運でした。

ー続くー


ご訪問ありがとうございました。
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by Mchappykun2 | 2015-11-27 02:05 | 旅行 | Trackback | Comments(8)

スペイン旅行(17) ーバルセロナ③ カタルーニャ美術館&ボケリア市場ー

11月3日(火)

雨と風に苛まれた月曜日から一夜明け、まだ天候は定まらないものの取りあえず雨は降りそうになく、やれやれです。

この日はモンジュイックの丘(Parc de Montjuic)にあるカタルーニャ美術館を訪れました。私たちはマドリッドでスマホの地図に翻弄されて以来、決められた時間に着くには地下鉄では怖く、(自分たちを信用できないので)タクシーを利用してきましたが、この日からは地下鉄を利用。その便利さに病み付きになりました。

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さて、Espanyaの駅で降りて、まっすぐ美術館に向かって歩きます。歩道橋を上り、坂を上り、カタルーニャ美術館からはバルセロナの市街が一望に見渡せます。

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展示物は素朴なものが多く、何よりも混んでいないのでゆっくり自分のペースで鑑賞できるのはとても有り難いです。

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作品は元の聖堂にあった状態のままに再現、展示されています。(「地球の歩き方」より)

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何かのイベントがあるのか、巨大なホールは準備中でした。

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水が流れるこの場所はカメラのスポットでもあるようです。

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11月の初旬、温かですが、やはり秋の気配が。

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さて、芸術的目の保養の後は舌と胃袋の保養へ、サン・ジュセップ、通称ボケリア市場を訪れました。

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ここの食料品の豊富さと活気は特筆に値します。

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しばらくは写真でお楽しみ下さい。

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喉が渇いていたというばかりではなく、ジュースがとても美味しい!この市場には1.5ユーロと1ユーロのジュースが売られていますが、1ユーロのものは水っぽいので、安さにつられてはいけません。マンゴーとココナッツのジュースが最高に美味しかったです。

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ここを訪れたからには目の前で調理してくれる魚介類をはずす訳にはいきません。マドリッドの市場で食べ損ねたリベンジも果たさなくてはいけませんし。

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市場を一巡りして、カウンターの席が二つ空いた所ですかさず入り込んだお店。

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目の前の茸の山を前にして頼まずにはいられず、まずは茸のソテー。

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ここでもやはりミックス野菜のソテー。

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そしてマテ貝。ちょっと焼き過ぎの感が。

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海老のグリル。

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私の隣に座ったドイツ人の熟年カップルの奥さんに「あなた、シェフなの?」と聞かれました。私が黒板のメニューを見ながら、あまり躊躇もせずにさっさとオーダーをしたからでしょうか?

食べてからもまだ市場内をうろつきました。

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ともあれ、マドリッドのリベンジも果たし、美味しい魚介類と茸類に舌鼓を打ち、満足してホテルに戻りました。

結局この市場には滞在中に計3回訪れたのでした。

夜の部は次回に。

ー続くー


ご訪問ありがとうございました。
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by Mchappykun2 | 2015-11-26 01:42 | 旅行 | Trackback | Comments(12)