やせっぽちソプラノのキッチン2

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カタルーニャ風ハムスープ

Thanksgivingのポットラックディナーで残ったハムを戴いてきました。もちろんこの美味しいハムでスープが作れると、内心ほくほくしながら有り難く頂戴したのです。

イギリスに住んでいた1980年代初頭に買った「Mediterranean Food」という料理本にのっていたレシピで、私の十八番とも言えるスープです。(残念ながら今回のスペイン旅行ではお目にかかりませんでしたが。)

Mediterraneanというからには地中海沿岸の各地、フランスのマルセーユからスペインのバルセロナ、チュニス、コルシカやシシリーの島々、ギリシャ、レバノン、シリア等々、の料理がのっているらしいです。

「らしい」というのはこの本を真面目に読んだことが無いからで、写真が一枚も無くレシピも極簡単で素っ気ないので、どうもこの本を繙く回数が他の料理本に較べて圧倒的に少ないのです。

その中にあって、このハムスープだけは30年以上作り続けています。

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このスープに使うハムは薄切りでは美味しくありません。出来たら骨付きだともっとコクが出て美味しくなります。

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サラダは私の好きな組み合せの春菊と柿、石榴、ゴートチーズ、胡桃。ヴィンコットヴィネガーをかけて。

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カタルーニャ風ハムスープ
レシピ:Elizabeth David著「Mediterranean Food」参考
材料(二人分)分量は大体の目安です。ご自分で適当に変えて大丈夫です。でも、玉葱だけはたっぷりとお使い下さい。


玉葱  大1個 薄切り
オリーブオイル 適宜
ハム  100−150g 角切り
セロリ 2本 ハムと同じくらいの大きさに切る
トマト 小2個 皮も種も一緒にざく切り
辛口白ワイン 半カップ
じゃが芋  中2個 皮をむいて角切り
卵の黄身 1個
水  3カップ
タイム、ナツメッグ 適宜
パセリ 少々

1. 玉葱を(弱めの中火)オリーブオイルで炒める。量が半量くらいになるまで、焦げないようにかき混ぜながら炒める。

2. ハム、セロリ、トマトを加え更に炒める。白ワインを加えて煮立ったら水とじゃが芋、タイム、ナツメッグを加える。

3. じゃが芋やセロリが柔らかになったら(約30分)、卵の黄身をほぐし、スープの汁を少しずつ黄身の方に入れる。(卵が固まらないように気をつける。)最後は黄身をスープに加えて、かき混ぜる。

4. スープ皿に盛り、パセリのみじん切りを散らす。

*ハムに塩気があるので、塩は入れません。
*卵の黄身でなく、パルメザンチーズやバーミセリでも美味しく出来ます。



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# by Mchappykun2 | 2015-12-06 02:57 | レシピ | Trackback | Comments(8)

蛸とポテトのサラダ&万願寺唐辛子の素揚げ ースペインの再現料理ー

3週間以上に渡るスペインの旅行記をアップしている間に作った料理です。

舌の記憶が薄れないうちに料理した最初の一皿は蛸とポテト。これはイタリアにもスペインにもある料理で、良く作るのですが、今回はトレドで戴いたものを再現してみました。

(過去に作ったムルシア風はこちら☆、イタリア風はこちら☆です。)

じゃが芋は皮がついた丸のまま塩を少量入れて茹でます。時間がかかるので20分茹でたところで、フワッとラップして電子レンジにかけました。最初から電子レンジにかけると芯が煮えた頃には外側がパサパサになりますが、この方法ですと、全体がうまく煮えます。電子レンジにかける時間は大きさによって異なりますが、3−5分でよいでしょう。

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じゃが芋は皮を剥き、5ミリの厚さのスライス。室温にしておいた蛸を削ぎ切りにして温かなじゃが芋の上にのせてラップをして室内に置きます。ここまではイタリア料理と同じです。

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食べる直前にオリーブオイルを回しかけ、スペインから買って来たクリスタルの塩とパプリカを振りかけました。

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ローストしたパプリカの香り。そうです。この香りこそがスペインで食べた蛸とポテトのサラダです。蛸はトレドで食べたように柔らかではありませんでしたが、今まで私が作っていたものとは一味違う一皿になりました。

もう一品は万願寺唐辛子の素揚げ。バルセロナのバルで食べた青唐辛子の素揚げが美味しかったので、真似をしてみました。

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万願寺唐辛子は洗ったら水分をペーパータオルでしっかり拭き取ります。切り目を入れる必要はありません。沢山の油で揚げるのは後が面倒なので、少し多めのオリーブオイルで揚げるように炒めました。火は強めの中火で皮が白っぽくなり、所々狐色の焦げ目がつくくらいしっかり炒めた方が美味しいです。

これは3回作って行き着いたのですが、揚げるように炒めた後は、網かラックの上に置いてオイルを切った方が良いです。そして、食べる直前にクリスタルの塩と挽きたて黒胡椒をたっぷりと。

これもとても美味しく出来ました。

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この日のもう一品は鯛のカルパッチョ。鯛は丸一日塩麹で締めておき、削ぎ切り。お買い得だったイクラとミニトマト、香菜。そしてこれにもオリーブオイルをかけました。

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ガリシア風の蛸とポテト、カタルーニャ風の万願寺唐辛子の素揚げ、そして私の自己流の鯛のカルパッチョ。

こんな組み合せが出来るのもお家ご飯の特権ですね。

*スペインにお住まいのasuさんから青唐辛子の一品もガリシア料理だと教えて頂きました。スペインのの代表的な家庭料理の一つなそうです。
asuさん、ありがとうございました。


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# by Mchappykun2 | 2015-12-04 02:47 | レシピ | Trackback | Comments(18)

スペイン旅行(22・最終回) ーバルセロナ⑤ー

11月5日(木)

モンセラットからバルセロナの街へ戻り、ホテルで一休みした後サグラダ・ファミリアのライトアップを見に出かけました。

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ライトアップは期待していたよりは地味でしたが、夜の顔も見ることが出来満足。

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最後の日は遠出をせず、ホテルから徒歩圏内のバルにいくことにしました。
ガイドブック、Eyewittness Travelで見つけたFabrica Moritz(Ronda de Sant Antoni 39, Barcelona)はバルと言うよりはちょっとモダンな大衆レストランという趣です。

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メニューの種類はとても豊富です。

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オリジナルは19世紀に遡るブリュワリーということで、ビールを注文。泡がクリーミーでとても美味しかったです。

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新鮮だと言う巻貝を注文。でも、名前が思い出せません。ネットで貝図鑑を見たのですが、同じものは見つかりませんでした。美味しかったのですが、塩水に漬けてあったのか、少し塩辛かったのが残念でした。

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マグロの頬肉

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野菜の蒸し煮

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近くの方が召し上がっていたデザートが美味しそうだったのでオーダー。友達はクレーム・ビュルレー。

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私はと書きたいのですが、何だったのか思い出せません。ラズベリーのムースにクランブルがのっている?

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ここは多勢で来て色々なものを頼んだら楽しいでしょう。

Ronda de Sant Antoniの大通りをブラブラしながらホテルまで5分の道のりを歩くと、素敵なカフェを発見。もう閉まっていましたが、こんなにホテルの近くにあるのを今更気がつき、残念に思いました。

スペイン旅行は今回が5回目。来るたびにスペインの違った顔を見ることが出来ました。スペインは地方によって文化も食も違います。そして、来る度に一層好きになります。

マドリッド、クエンカ、バルセロナ。全部で10泊12日にしては盛り沢山の旅行でした。この旅行が単なる観光だけに終わらなかったのは、ひとえにブログを通してお友達になった方のお陰です。コメント欄もお読みの方はお分かりでしょうが、敢えてブログ名は記しません。

(マドリッドのバル)
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このご夫妻のお陰で一味も二味も違った旅行になったこと、感謝の気持ちで一杯です。この場を借りて、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

(クエンカの宙吊りの家)
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私たちがアメリカに帰り着いた1週間後に起きたパリでの多発テロ。今やいつ、どこでテロが起きてもおかしくない世の中になってしまったことをとても悲しく思います。

(サグラダ・ファミリアのステンドグラス)
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好きなときに好きな所へフラッと出かけられる、そんな平和で穏やかな世界になることを心から願ってやみません。そして、出来る限り健康でいられるように自己管理もしっかりせねば、と思いました。

この長い旅行記を最後まで読んで下さりありがとうございました。

ースペイン旅行・終わりー


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# by Mchappykun2 | 2015-12-02 03:14 | 旅行 | Trackback | Comments(16)

スペイン旅行(21) ーバルセロナ⑤ モンセラットー

11月5日(木)

バルセロナのエスパーニャ(Espanya)駅から電車で約1時間。断崖絶壁の岩に囲まれたモンセラット修道院を訪れました。ヨーロッパにはこんな所によくぞ建てたと思われる城や修道院がありますが、ここも正にそうです。

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朝9時半発の電車は平日なのに満員。立っている人もいました。Monserrat-Aeri駅で降り、ロープウエーに乗ります。この日は登山鉄道は動いておらず、ロープウエーのみです。天候によりどちらかが動いていない可能性があるので、切符を買うときには注意が必要です。(電車の切符を買うときにロープウエーか登山鉄道かを選びます。)

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エスパーニャ駅の自動発券機の横には駅員さんがいて教えてくれますが、この機械、大きな紙幣は受け付けてくれませんのこれも注意が必要です。

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2台のケーブルカーがすれ違いました。

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現在の修道院の殆どは19−20世紀に建てられたそうですが、11世紀に創建されたものは1811年ナポレオン軍によって破壊されたそうです。(「地球の歩き方」より)

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教会堂の黒いマリア像は願いを叶えてくれると信じられていて、お参りする人が後を絶ちません。私もしっかりお参りしてきました。(現在のマリア像はオリジナルではないそうですが。)

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有名な少年聖歌隊の前座におばさんたちのコーラス隊。この方達のコーラスはいかにも素人の集まりでしたが。

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一日2回、約15分の少年聖歌隊の歌声は正に天使の声。良く訓練された美しいコーラスは心が洗われるようでした。

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この聖歌隊はウイーン少年合唱団のように学校になっているのだろうか、毎日どんな訓練をしているのだろうか、など色々疑問が湧いて、ホームページを覗いてみましたが、英語版はまだ整っておらず、スペイン語が分からず残念でした。

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美しい歌声を聴いた後は、少し修道院の周りを歩いて山の空気を吸い、バルセロナの街へと戻ったのでした。

ー続くー


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# by Mchappykun2 | 2015-12-01 02:57 | 旅行 | Trackback | Comments(10)

スペイン旅行(20) ーバルセロナ④ 二つ星レストランー

11月4日(水

バルセロナのミシュラン二つ星レストラン、ラサルテ(Lasarte)。この旅行での食のハイライトにこのレストランを選びました。

ミシュランの2015年版のバルセロナの二つ星レストランのメニューを全てネットで調べて、私たちだけで決めて予約したのですが、その後のネットでのレヴューを見て、私たちの判断に自信を持ちました。

コンサートでお隣に座った親切なスペイン人のおじさんも、このレストランはバスク地方の美味しい料理を出すと太鼓判を押して下さったのです。

予約の8時半より10分早くお店に着いたのですが、ドアはまだ閉まっており、明かりもついていません。不安に駆られながら待っていると、お店の方が通りかかり、もう少しで開きます、と言ってくれて一安心。

ラサルテはバスク地方のサンセバスチャン(Donostia-San Sebastian)の近く、Lasarteにあるミシュランの三ツ星レストラン、Martin Berasateguiのバルセロナ支店です。

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広々とした店内に大きなテーブルをゆったりと配置。

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私たちは一番数の少ないテイスティングメニューを選びました。それでも5品のアペタイザー、プラス8品です。

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ワインは全てお任せにしました。確か、全部スペイン産のワインでした。

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メニューに名前の載っていないアペタイザーは今となっては何だったのか、殆ど思い出せません。でも、どれもとても美味しかったことは覚えています。
写真は出て来た順番です。

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左の円筒形はバターで、ほうれん草とビーツが混ぜ込んであります。この他写真にはありませんが、オリジナルとマッシュルーム、トマトもあったはずです。(と私のメモ帳にありました。)
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フォアグラと鰻のミルフィーユ

オリーブオイルもとても美味しかったので写真を撮らせて頂きました。

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お腹が一杯になるので、パンはあまり食べませんでしたが、焼きたてのパンはとても美味しかったです。

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ここで白ワインと最後のアペタイザー

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さて、アペタイザーの後の最初は帆立のスライス、トリュフ風味の野菜とボレタス(茸の一種)。

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モルトとビーツのリゾット、スイート・ゴルゴンゾーラとスモークした鰻。

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イベリコハムとバジルのスープ、オックステールのミニカンネローニと茄子のトルテッリーニ(両方ともパスタの種類)

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ここで赤ワインに変わりました。

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炭でグリルしたマグロのトロ、柑橘類とケイパー、黒オリーブ、スモークしたソースとガランガ(タイ料理に使う生姜に良く似た野菜)

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ローストした鳩、イベリア風ラグー、パイナップル、サフランでコンポートしたベビーオニオン。

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ここからはデザートで、苺、ミントでインフューズしたカンパリ・オレンジ

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チョコレートのソルベ、胡麻風味のクリームと柚子風味のヨーグルト

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プティフール

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どれもとても美味しく、プレゼンテーションもサーヴィスも最高でした。これでこそ二つ星でしょう。ここでもまた、マドリッドの敵をバルセロナで討った形になりました。

この部分は蛇足です。私の中で今までで最高のレストランはDonostia-San SebastianのAkelaŕeです。このレストランの創造性と食材の美味しさの追求と無駄の無さは他の追随を許しません。2度訪れましたが、2度とも素晴らしかったです。しかも美味しいだけでなく、サプライズがあるのです。

ともあれ、ラサルテも目と舌で大いに楽しみ、奥さんがティワナ(メキシコ、サンディエゴとの国境の街)出身だからサンディエゴには3回行ったことがあるというウエーターさんと親しくお喋りもし、大いに満足したディナーでした。

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最後はカモミールで締め。きちんと茶葉をティーポットに入れて、砂時計で計って下さいました。

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*後で写真を見て、レストランでは料理が映えるように照明も考えているように思いました。

ー続くー


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# by Mchappykun2 | 2015-11-30 03:26 | 旅行 | Trackback | Comments(10)