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カテゴリ:旅行( 31 )

ニューヨークでオペラ三昧 ⑨ ー最終回ー

4月5日(火)_EATALY&夕食&ドミンゴ

桜を愛で、手打ち蕎麦を賞味し、日本的な時を過ごした後はイタリアの食材店、EATALYへ。

ここは最初に訪れたレストランのグループの総帥、Mario Bataliがプロデュースしているお店です。

レストランと食材店が渾然一体となっており、火曜日の午後とはいえ、人で溢れかえっていました。

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新鮮な魚介類

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ソフトシェルクラブもあります。

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パスタの種類の多いこと。

あまりスーツケースの隙間に余裕がないので、生ハムとチーズ、クッキー(これは次の日のパート練習のためのもの)をお買い上げ。

生ハムもチーズも帰ったその日の夕食に頂きましたが、とても美味しかったです。ここはお取り寄せもできるので、帰ってからゆっくりネットを見てみましょう。

ホテルに一旦戻り、食料品を部屋の冷蔵庫に入れ、しばし休憩。ニューヨーク最後の夕食とオペラを楽しみに出かけました。

向かったレストランはリンカーンセンターから北へ3ブロック先のヌーベル・アメリカン、Telepan

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レストランの向かいにはCallery Pearの白い花が真っ盛り。(グラウンドゼロに咲いている木と同じと思います。)真っ白なこの花は夜目にもはっきりと分かり、ニューヨークの街を素敵にしていました。

ここでも5時からのPre Theater Prixe-Fixeのメニュー。ミシュランの一つ星ですが、3コースのこのメニュー、$49とお手ごろ価格です。

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アミューズでのスープ。さて、何のスープだったのでしょう?

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お昼にしっかり天ぷらを頂いたので、それほどお腹が空いておらず、アペタイザーはひよこ豆のスープ 根菜とローストしたロズマリー。テーブルに置いてから、ウエーターさんがロズマリーを取り除こうとしたので、ちょっと待って頂いて、写真をパチリ。

熱々で美味しい。でも、「凄く」という形容詞はつけられません。

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メインはBarramundi、鱸の一種のようです。菊芋とマッシュルームとほうれん草のヴィネグレット。お腹が空いていたらお肉系を食べたかったのですが、この日もお魚になってしまいました。でも、美味しかったので良し、です。

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デザートはホームメードのアイスクリームとシャーベット。いつも同じようなものになってしまいますが、チョイスが少ないので仕方ありません。しかもこのお値段ですから、文句は言えません。

凄く印象に残るほどのお味ではありませんが、サーヴィスも良いし、ちょっとオペラの前に夕食、というにはちょうど良いお店です。

夕食を終えて7時半までのオペラの開始時間にもまだ間があるので、ウインドーショーッピングを楽しみながらリンカーンセンターへ。

今回最後のオペラはヴェルディ作曲「Simon Boccanegra」。プラシード・ドミンゴが主演です。私はドミンゴが演じたこのオペラを4年前、ロサンジェルス・オペラで見たことがあります。当時のブログ記事はこちら☆です。

ドミンゴがテナーからバリトンへ変わって間もなくのことで、当時71歳でしたが、その朗々たる声に歳を感じず、びっくりしたのでした。

ドミンゴはこの1月に75歳を迎えました。このスーパースターは一体いくつまで歌えるのだろうか、というのが私の関心事です。

指揮はJames Levine。幾多の病気と怪我を克服してMetの指揮者として見事カムバックしたことは本当に嬉しいことです。特別仕立ての電動車椅子で現れたLevine。

指揮の最初の一振りの出だしの音から綺麗。今まで二つのオペラと同じオーケストラとは思えない美しい音色。

オーケストラの団員が如何にJames Levineを尊敬しいるかが分かります。優れた指揮者はそこにいるだけで、団員の心を一つに纏めあげるのですね。

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そして、もちろんドミンゴもとても素晴らしかったです。彼のピーク時に比べれば、声量には陰りがありますが、声のカラー(質)の多様さと歌と演技のうまさはやはりスーパースターです。

また、3時間を超える長いオペラにほとんど出ずっぱりのその体力。とても75歳とは思えません。

「シモン・ボッカネグラ」は40年近く前、イタリアオペラが日本へ来た時、初めてテレビで見て以来、スケールの大きい美しい音楽に魅せられてきました。

ソプラノ、アメリアが歌う美しいアリア「Come in quest'ora bruna」も練習したものでした。ミレッラ・フレーニですが、興味のある方はお聞きになってみて下さい。

ニューヨーク最後の日に私の大好きなオペラを大好きなキャストで見ることができたのは、本当に幸せでした。

3つのオペラと1つのミュージカル、そして美味しい食事。楽しいニューヨークを満喫した6日間でした。

       〜終わり〜


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by Mchappykun2 | 2016-04-17 03:25 | 旅行 | Trackback | Comments(16)

ニューヨークでオペラ三昧 ⑧

4月5日(火)_セントラルパークでお花見&お蕎麦屋さん

ニューヨークに到着以来雨に祟られていましたが、最後の日はお天気の神様も御慈悲を見せてくださり、朝から雲ひとつない快晴になりました。

前日WTCで咲いていた桜を見たので、セントラルパークの桜を探索に出かけました。

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強風と雨にも負けず、桜はほんの少しピークを過ぎたところ。ニューヨーカーの話では、3月に一時とても暖かくなり、一気に花が咲いたのだとか。私たちがついた頃は大寒波の真っ只中。でも、寒かったお陰で花が咲き続けてくれたのでしょう。

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行き交う人が皆ポケットに手を突っ込んで、寒そうなのがお分かりでしょうか。

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桜はやっぱり美しい!どんな背景にも絵になります。

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セントラルパークの広さは843エーカー、坪に換算すると1031832坪。大体東京ドームの73倍になるようです。

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新芽がではじめた並木道。

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なぜかベートーベンの胸像。

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馬車で散策も優雅ですね。

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レンギョウも真っ盛り。

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姫リンゴも。

寒くなかったらもう少し散策したいところですが、天気は良いもののこの日の最高温度は摂氏5度、最低はマイナス3度。恐らく午前中は零度くらいではなかったのでしょうか。

いつの間にかお昼も近くなり、向かった先はニューヨーク大学の近くのEast Villageにあるお蕎麦屋さん、Sobaya。ここはランチは予約を取りません。

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日本のお蕎麦屋さんそのもののような暖簾と店構えです。

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美味しそうなメニューがズラリと並んでいましたが、迷わず温かい天ぷら蕎麦。

おつゆは鰹のお出汁がきいて美味しい。肝心のお蕎麦は、伸びているわけではないのですが、少し柔らかめでした。ここは石臼手打ちのお蕎麦ですが、もしかしたら冷たいお蕎麦と温かいお蕎麦を打ち替えていないのかもしれません。

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夫が生前毎日曜日お蕎麦を打っていたのですが、水加減はその日の天候にも左右されるとても微妙なものです。私は少し硬めの方が好きなので、そこが少し残念でしたが、久しぶりに手打ち蕎麦を頂いて満足。

次の目的地へと向かいました。その後の様子はまた明日。

      〜続く〜


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by Mchappykun2 | 2016-04-15 03:02 | 旅行 | Trackback | Comments(12)

ニューヨークでオペラ三昧 ⑦

4月4日(月)_夕食とオペラ

寒い雨の中、WTCから地下鉄の駅まで歩いて7−8分。サンディエゴに住んでいると、一桁台の気温でしかも雨の中を歩く事など全くありません。少しめげそうになりながら、でも東海岸に住んでいた時のことを懐かしく思い出しながら、ホテルにたどり着きました。

この日は夜の7時半からオペラです。ニューヨークはオペラやミュージカルを見る人たちのために、多くのレストランでは5時からのpre theater のメニューが充実しています。

この日のレストランは地中海料理のBoulud SUD。娘のお勧めです。

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フォッカッチャとオリーブオイルが美味しい。そして、ザジキも。

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5時からのメニューはpre theater の3コースのプリフィックスのみ。

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6種類のアペタイザーから散々迷って決めた蛸。octopus a la plancha。美味しかったのだけれど、あまり味は覚えていないのです。

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メインはレバノン風スパイシーなシーバス。鶏肉のタジンと迷った挙句、またも前日と同じシーバスにしてしまいました。でもこの料理はカリッと焼き上げているので、前日とは全く違った味わい。とても美味しかったです。

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デザートはピスタチオのPavlova(メレンゲスタイル)。白いメレンゲを割ると、中にはブラッドオレンジのシャーベット。とても美味しい!

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友達は自家製の3種類のアイスクリームとシャーベット。美味しいけれど食べきれない、というので大半は私が頂きました。こんなに軽くて美味しいものが一口しか入らないというのが私には不思議ですが、お腹の小さな友達の恩恵に預かったわけです。

雨も上がり、レストランから歩いて1分のリンカーンセンターへ。

この日のオペラはRoberto Devereux。ドニゼッティの作品で、私は1度も見たことがないので、とても楽しみにしていました。

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このオペラは1599年から1601年の間のイギリスの史実に基づいた作品で、タイトルは「ロバート・デヴルー」ですが、主役はエリザベス1世。

演じたのはアメリカ人のソプラノ、Sondra Radvanovsky。47歳というソプラノとしてピークと思われる彼女の強い声と声量は、まさにエリザベス一世にぴったり。

時の最高権力者としての頑固さと驕り、女性として年老いてもなお燃やす恋心。彼女の演技も素晴らしいものでした。

この演目だけは少し奮発して良い席でしたので、演技する人の顔の表情を肉眼で見ることができ、迫力がありました。

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一つ残念だったのはロバート・デヴルー役が病気のために代役だった事。声量も他のキャストに比べると小さく、ちょっと一本調子でしたが、他の脇役は皆素晴らしい声の持ち主でした。

舞台も衣装も豪華でさすがメトロポリタン。素晴らしいオペラを満喫してホテルへと夜道を急いだのでした。

     〜続く〜



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by Mchappykun2 | 2016-04-14 03:15 | 旅行 | Trackback(1) | Comments(9)

ニューヨークでオペラ三昧 ⑥

4月4日(月)_WTC

生憎冷たい雨のそぼ降る月曜日。あらかじめ切符を買ってあったので、World Trade Center (WTC)のメモリアルプラザとOne World Observatoryへ出かけました。

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WTCの向かいにあるショッピングモール、Brookfield で早めのお昼。ここのフードコートは高級だというので、楽しみに出かけたのですが、11時前に着いたので、半分くらいまだ開いていませんでした。分かってはいたことですが、少し寂しい。

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その中で一番列が長かったベーグル屋さん,Black Seed Bagelでクリームチーズとスモークサーモンのサンドイッチ。スモークサーモンがたっぷり入っていて美味しかったです。

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期せずして、雨に打たれながら健気に咲いている桜の花を見ながらのランチ。ネットでどこを探しても桜便りがなかったので諦めていたのですが、こんなところでお花見が出来て感激。

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メモリアルプラザには二つの同じ大きさのプールがあります。周りの石には犠牲になった約3千人のお名前が刻まれています。暗い空から降ってくる冷たい雨に濡れながらだったからか、余計に悲しくやりきれない気持ちになりました。

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生き残ったCallery Pear Tree。911でかなりダメージを受けた木ですが、丁寧に移植した結果、見事に生き返った木です。今では”The Survivor Tree"としてシンボルになっています。

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次はOne World Observatory(展望台)へ。538mのビルの100、101、102階が展望台です。雨で何も見えないかと思ったのですが、どんよりした曇り空ですが、いかにもニューヨークらしい景色が望めました。

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真ん中の小さい緑色の像が自由の女神です。

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左がマンハッタン・ブリッジ。右がブルックリン・ブリッジ。

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時間が余ったので、お昼を食べたBrookfieldショッピングモールを再度訪れましたが、超高級店ばかりなのでお呼びでなく、雨の中を地下鉄でホテルへ戻ったのでした。

夕食とオペラのお話はまた明日。

     〜続く〜


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by Mchappykun2 | 2016-04-13 02:54 | 旅行 | Trackback | Comments(6)

ニューヨークでオペラ三昧 ⑤

4月3日(日)_夕食は三ツ星

渡辺謙が演じた「王様と私」を見た後はしばしホテルに戻って休憩。夕食はホテルから徒歩2分のトランプタワーの中にあるミシュラン三ツ星のフレンチ、Jean Georgeへ。

寒さ、強風、雨という三重苦の中、あまり歩かずに済んだのは幸いでした。今回のホテルのローケーションは思ったよりずっと便利でした。というのもホテルはリンカーンセンターに近い所、レストランはホテルに近い場所を選んだ結果ですが。

ここも予約受付開始すぐにオンライン予約をしたにもかかわらず、7時45分以前には取れませんでした。このレストランは珍しくドレスコードがあり、ジーンズ、スニーカーはご法度。男性はジャケット着用です。

天井が高く、テーブルがゆったりと置いてあり、高級感があります。働いているウエーターさんの数が多いので、サーヴィスは抜群です。

私たちが頼んだのはテイステイングメニューのスプリング・メニュー。

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アミューズ。左は確か根菜類のスープをゼラチンで固めたもの。右は覚えていません。

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そしてマッシュルームのスープ。

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パスティーナ(小さなパスタの種類)、ウニ、キャビア。前の日のEscaとかぶりますが、こちらのほうが量が多い。

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真鯛の刺身、オリーブオイル、海塩、唐辛子のプリザーブ、真鯛の出汁。お箸が出てくるところが面白いです。最近のアメリカ人は上手にお箸を使うようになってきました。真鯛が新鮮です。真鯛を一口食べたら、出し汁を一口召し上がってください、と言われました。良いお出汁が出ていてとても美味しい。

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アスパラガスとモレル(茸)、アスパラのソース。茸のソース(軽めのベシャメルソース)が最高に美味しかったです。テーブルに置いてから最後のアスパラのソースをウエイトレスさんがお皿に描きました。

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ブラック・シーバス(鱸の一種)、ココナッツミルクとパースニップ(蕪の一種)のスープ。シーバスは多分蒸したものでしょう。火の通り具合がちょうど良いのに、魚は火傷しそうな熱々。ココナッツミルクのスープが魚にとてもあい、美味でした。

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ローストしたメイン州のロブスターとロマネスコ。スモークしたチリとアーモンドを乳化したもの。ロブスターはほんの少し焼きすぎの感がありました。ロブスターは火が通ったか通らないかくらいの方が甘みがあり、硬くならずに美味しいと思います。それは私が日本人だからかもしれませんが。アメリカ人は火がしっかり通っていないと駄目なのかもしれません。でも、ロマネスコはとても美味しかったです。

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ローストしたラム。ブロッコリのペスト(ジェノヴェーゼ)、乾燥玉ねぎ。ミディアムレアーに焼けたラムがとても美味しい。最後にヘビーなものが出てきて食べられるかしらと思ったのですが、美味しかったので完食。乾燥玉ねぎも美味しかったです。

デザートは柑橘類で統一。

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柑橘系のシャーベットとメレンゲ。

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右下から時計回りに、グレープフルーツのグラニテ、柚子のクレープスフレ・シュゼットソース、柑橘類のチーズケーキ、みかんのサヴァラン(上に乗っているのは金柑)。

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最後はチョコレート三種類とアーモンドクッキー。白いのは自家製マシュマロ。出来立てですからと、鋏で切ってくれました。確かに市販のマシュマロとは全く別物です。

ちなみに、この料理に合わせたのはシャンペン、Paul Goerg, Brut, Reserve。

どの料理もとても美味しく、サーヴィスも満点。でも意外性があまりないので、三つ星は行き過ぎかな、とも思いますが、相対的に言ったら、やはり三つ星なのでしょう。(私の中では、未だにスペインのDonostia-San SebastianのAkelaŕeが一番です。)

MOMAの数々の名画、ミュージカルの「王様と私」、そして美味しい夕食。盛りだくさんで贅沢で、そして楽しい一日が終わりました。

    〜続く〜


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by Mchappykun2 | 2016-04-12 02:39 | 旅行 | Trackback | Comments(14)

ニューヨークでオペラ三昧 ④

4月3日(日)_MOMAとミュージカル

この日は4月としては異常とも思える寒さでした。東海岸の4月初旬の気温は年によってとても違います。時に夏のように暑くなったり、桜が咲いてから雪が降ることもあります。

今年の4月は私たちにはついていなかったようで、寒いだけなく、強風が吹く厳しい天気でした。アメリカでは風の速度は時速で表します。テレビによると、時速45−60マイル(72km−96km)でした。サンディエゴ近辺の高速道路のスピード制限が時速65マイル(104km) ですから、台風並みの強風です。

この日の天気は随分前から強風になることが分かっていましたので、外での観光はあきらめ、もっぱら屋内で時間を潰そうと決めていました。

それでもこの強風の中、車ではなく地下鉄でMOMA(Museum of Modern Art)へ出かけました。

日曜日とあって、美術館は相当に混んでいましたが、切符はあらかじめ買っておいたので、スムーズに中へ入ることができました。

一度は本や雑誌で、また過去の展覧会で見た名画ばかりです。

ここに名前を書くほどもないとは思いますが、一応。(もちろんここに載せた写真は撮影しても良い絵画です。)

ドガ

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ゴーギャンの洗濯女

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セザンヌのリンゴの静物画

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ゴッホのオリーブの木

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シャガールの私と村

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マチスの青い窓
 
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ピカソの音楽家

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アンディ・ウオーホールのキャンベルスープの缶詰

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写真が真正面からのものが少ないのは、いつも誰かが真正面にいるからです。

折しもプリツカー賞を始めとして多くの重要な建築の賞を受賞している伊東豊雄氏と、彼の影響を受けた日本人の若い5人の建築家の展覧会も催されていました。

ベオグラードにある藤本壮介のBeton Hala Waterfront Center

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MOMAを出ると早12時半。

午後は3時からリンカーンセンターの中のVivian Beaumontでミュージカルを観る手筈なので、ホテルに戻り、ホテル内の和食のレストランでランチをとりました。

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お味噌汁。自分で好きなようにお味噌を入れます。その分ぬるくなりますが、好みの塩加減にできるのは良いのかもしれません。

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二人ともお弁当。

ランチを済ませて着替えをし、リンカーンセンターへ。ミュージカルは「王様と私」。渡辺謙が王様です。

オペラの切符を買ったのは昨年の7月。当初はミュージカルを観ることは全く念頭になかったのですが、オペラのない日曜日、しかも風が強く寒い日ということが分かり、6日前に急遽切符を買ったのでした。

生徒のお母さんに「ニューヨークでは渡辺謙の『王様と私』をご覧になるのですか?」と聞かれたのがきっかけです。たまたま聞かれなかったら、気づかなかったでしょう。

当日のアンナ役はKelli O’Haraではなく、スタンバイのAnalisa Leamingでしたが、綺麗な声でなかなか上手でした。

渡辺謙も歌は上手ではありませんが、はっきりした英語で舞台慣れしていましたし、子役も皆芸達者。ミュージカルもまた楽しかったです。

夕食のご紹介はまた明日。

    〜続く〜


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by Mchappykun2 | 2016-04-11 03:31 | 旅行 | Trackback | Comments(11)

ニューヨークでオペラ三昧 ③

4月2日(土)_夕食

「マダム・バタフライ」を見終わって外へ出ると夕方の4時半。雨は上がったものの4月にしては季節はずれの寒さ。ダウンのジャケットを持ってきたのは正解でした。

リンカーンセンターから歩いて7分のホテルに一旦戻り、夕食に出かけました。ニューヨークに2年住んでいた娘のサジェスチョンに従って、予約を受け付けるレストランはすべて予約しました。

予約受付開始の30日前に予約したにもかかわらず、7時45分以前の時間が取れなかったのは、それだけ混んでいるからでしょうか。

確かにこの日訪れたEscaは引きも切らずお客さんがやってきて常に満員でした。Escaはアメリカ人のイタリア料理のカリスマ・シェフ、Mario Bataliの経営するイタリアン・シーフードのレストランです。

Mario Bataliもまた、世界中に沢山のレストランを持ち、料理本も沢山出版していて、私も一冊持っています。

さて、この日私が頼んだ白ワインはPiemonteのElvio Tintero 2013年。イタリアレストランらしく、ワインはすべてイタリア物。ワインは全く詳しくないので、私の決め手はウエートレスさんのサジェスチョンとお値段。

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グラス1杯が250mlと少し多めです。店内が暗かったので、写真があまり良くありませんが、悪しからず。

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最初のアミューズ。写真で見るとホワイトビーンに見えますが、たった1週間前のことなのに、味も含めて覚えていません。

crudo。カルパッチョなどのお刺身系の中から、6品のcrudo tasting。

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右端が貝だったのは覚えていますが、あとはハマチと何だったのでしょう。
次の3品も右端がウニとキャビアだったのは覚えていますが、後の2品のことは忘却の彼方へ。

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書き留めながら食事するのも味気ないので、わざとメモしませんでした。美味しかったり、珍しいと覚えているものですが、覚えていないということは、それほど印象に残った訳ではないということになります。

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もう一品前菜から、ジャンボ・ランプ・クラブとアボカド、 she crabのヴィネグレット。she crabとは雌の蟹のことで、季節によっては卵を抱えており、カニ肉と卵を一緒にヴィネグレットにしたもので、美味しかったです。

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友達はソフトシェル・クラブ。ソフトシェルクラブは脱皮したての殻が柔らかな蟹を、殻のまま料理したものです。これは東海岸、特にメリーランド州の名物です。メリーランド州に長年住んでいた私には別に珍しいものではないのですが、友達は食べたことがないというので、話の種に、と勧めてみました。

でも、残念ながら焼きすぎで、焦げ味がしてあまり美味しくなかったそうで、友達には悪いことをしてしまいました。ちなみに、ソフトシェルクラブの一番美味しい食べ方は、天ぷらだと思います。

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プリモはイカスミパスタを二人でシェアー。初めから二皿に分けて持ってきてくれました。スペインで食べたイカスミ・リゾットに比べると濃厚さが足らず、ちょっと欲求不満気味でした。

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セコンディはスキップしてデザート、マイヤーレモンと柿へ。アーモンドスポンジケーキの上にマイヤーレモンと柿のシャーベット。柿の味があまりしませんでしたが、普通に美味。

特筆すべきものはありませんでしたが、普通に美味しかったので、良しとしましょう。生き馬の目を抜くニューヨークではレストランが生き残るのは並大抵のことではないでしょう。

   〜続く〜


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by Mchappykun2 | 2016-04-10 02:32 | 旅行 | Trackback | Comments(12)

ニューヨークでオペラ三昧 ②

4月2日(土)_ブランチとオペラ

この日はメトロポリタンオペラを見る最初の日。土曜日は午後1時からのマチネーです。

まずはオペラを見る前にブランチで腹ごしらえです。この日も生憎の冷たい雨が降っていたので、uberでレストラン、Má Pêcheへ。

Má Pêcheはニューヨークを中心にワシントンDC、シドニー、トロント等に色々な種類のレストランを展開しているMomofukuのレストラングループの一つ、ベトナム系フレンチのお店です。

Momofukuは韓国系アメリカ人シェフのDavid Changが、ミシュランの二つ星を持っている「KO」からヌードル・バーまで多種なレストランを経営しています。1977年生まれと弱冠38歳ながら、多彩なメニューを生み出し、多くのレストランを経営する多才な人です。

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さて、まずはカプチーノ。私はこれを飲まないと朝にならないのです。

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ウエイトレスさんのサジェスチョンで、ラージ・プレートの中からチョリソー・ビスケット・サンドイッチを頼んで二人でシェアー。ほぐしてカリカリにしたチョリソーとトロトロの黄身、自家製のビスケットの組み合わせがとても美味しい。

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あとは中華のディムサムのようにお盆に入れて運んでくる色々な小さなボウルからチョイス。左がパイナップルとヨーグルト。右がビーツのマリネ。葡萄の甘酸っぱさとクレーム・フレシェ、胡麻の組み合わせが絶妙で両方共美味。

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ペイストリーもお盆に入れて運んでテーブルの間を回りますが、これは写真に収めただけです。

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デザートはチョコレート・モルト・トラッフル。一つが直径4センチほどと、結構大きめです。ホワイトチョコレートがベースで、これも美味しかった。レギュラー・コーヒーを2杯お代わりしながら、お腹一杯。

天気が良かったらブラブラと歩いても良いのですが、雨の中ドレスシューズで歩くのも嫌なので、またもuberをよんでリンカーンセンターへ。

リンカーンセンターはメトロポリタンオペラ、ニューヨークフィル、バレー、ミュージカル、映画、ジャズ、ジュリアード音楽院等が一堂に会する文字通りPerforming Arts のメッカです。

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この建物がメトロポリタンオペラ。寒空に噴水では余計に寒く感じます。

この日の演目は「マダム・バタフライ」。

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この写真のような演出が最初と最後に現れ、視覚的にとても綺麗でした。

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蝶々さんを演じたKristine Opolaisはラトヴィア出身の36歳。美しい声で可憐な15歳の蝶々さんを演じました。

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日本人としては時々「あれっ?」と思うところはありましたが、(例えば婚礼の際に花嫁ではなく母親が角かくしをしていたり。。。)総じて言えば、上手く日本情緒を取り入れた現代的な舞台装置と出演者の好演のお陰で、とても楽しむことができました。

でも、やはり、天下のメトロポリタンオペラですから、一人でも日本人のスタッフを入れてくれたら、上記のような間違いはしなかったと思うと、少し残念です。

夕食のご紹介はまた明日。

      〜続く〜



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by Mchappykun2 | 2016-04-09 03:08 | 旅行 | Trackback | Comments(14)

ニューヨークでオペラ三昧 ①

4月1日(金)

春たけなわのサンディエゴから真冬のニューヨークへ。あらかじめ天気予報を見て予想していたとはいえ、ニューヨークは4月とは思えない厳しい寒さでした。

午前11時半にサンディエゴを離陸したNY直行便は、JFK空港に夜の9時に到着。アメリカは西と東では時差が3時間もあるのです。折からの雷を伴った雨のため、すべての飛行機が遅れ、ゲートにつけることができずに待機すること1時間半。

ミッドタウンとアッパーウエストの境目にあるホテルに着いたのは夜の11時。とはいえサンディエゴ時間では夜の8時。予定していた目と鼻の先にあるレストランに行くのも億劫で、ホテル内のレストランへ直行。

午前2時まで開いているレストランがホテルの中にあったのは、本当に便利でした。しかも、Blue Ribbon Sushi Bar & Grill(青結寿司)という名の通り、和食のお店です。

「いらっしゃい」という威勢の良い掛け声で案内された和テイストのテーブル。

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まずは辛口のお酒で無事到着に乾杯。同行の女友達は枡酒。

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豆腐と若布のサラダ。疲れた体に優しい味。

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NYタイムでは真夜中に近いので、少なめの握り寿司のセット。ネタが新鮮で、シャリも小さめで、さすがニューヨーク。真夜中の12時を過ぎて新しいお客さんが次々と入り、バーが盛り上がっているのもやはりニューヨーク。

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しばらくニューヨーク旅行記にお付き合いください。


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by Mchappykun2 | 2016-04-08 02:35 | 旅行 | Trackback | Comments(10)

スペイン旅行(22・最終回) ーバルセロナ⑤ー

11月5日(木)

モンセラットからバルセロナの街へ戻り、ホテルで一休みした後サグラダ・ファミリアのライトアップを見に出かけました。

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ライトアップは期待していたよりは地味でしたが、夜の顔も見ることが出来満足。

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最後の日は遠出をせず、ホテルから徒歩圏内のバルにいくことにしました。
ガイドブック、Eyewittness Travelで見つけたFabrica Moritz(Ronda de Sant Antoni 39, Barcelona)はバルと言うよりはちょっとモダンな大衆レストランという趣です。

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メニューの種類はとても豊富です。

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オリジナルは19世紀に遡るブリュワリーということで、ビールを注文。泡がクリーミーでとても美味しかったです。

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新鮮だと言う巻貝を注文。でも、名前が思い出せません。ネットで貝図鑑を見たのですが、同じものは見つかりませんでした。美味しかったのですが、塩水に漬けてあったのか、少し塩辛かったのが残念でした。

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マグロの頬肉

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野菜の蒸し煮

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近くの方が召し上がっていたデザートが美味しそうだったのでオーダー。友達はクレーム・ビュルレー。

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私はと書きたいのですが、何だったのか思い出せません。ラズベリーのムースにクランブルがのっている?

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ここは多勢で来て色々なものを頼んだら楽しいでしょう。

Ronda de Sant Antoniの大通りをブラブラしながらホテルまで5分の道のりを歩くと、素敵なカフェを発見。もう閉まっていましたが、こんなにホテルの近くにあるのを今更気がつき、残念に思いました。

スペイン旅行は今回が5回目。来るたびにスペインの違った顔を見ることが出来ました。スペインは地方によって文化も食も違います。そして、来る度に一層好きになります。

マドリッド、クエンカ、バルセロナ。全部で10泊12日にしては盛り沢山の旅行でした。この旅行が単なる観光だけに終わらなかったのは、ひとえにブログを通してお友達になった方のお陰です。コメント欄もお読みの方はお分かりでしょうが、敢えてブログ名は記しません。

(マドリッドのバル)
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このご夫妻のお陰で一味も二味も違った旅行になったこと、感謝の気持ちで一杯です。この場を借りて、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

(クエンカの宙吊りの家)
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私たちがアメリカに帰り着いた1週間後に起きたパリでの多発テロ。今やいつ、どこでテロが起きてもおかしくない世の中になってしまったことをとても悲しく思います。

(サグラダ・ファミリアのステンドグラス)
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好きなときに好きな所へフラッと出かけられる、そんな平和で穏やかな世界になることを心から願ってやみません。そして、出来る限り健康でいられるように自己管理もしっかりせねば、と思いました。

この長い旅行記を最後まで読んで下さりありがとうございました。

ースペイン旅行・終わりー


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by Mchappykun2 | 2015-12-02 03:14 | 旅行 | Trackback | Comments(16)