2キロのローストチキンは一人では持て余します。分かってはいるのですが、今年も作ってしまいました。
感謝祭の次の日はほぼ同じメニュー。この日は胸肉を頂きましたが、ジューシーでパサつかず、とても美味しく焼けていました。
スパッチコックのローストはチキン全体に満遍なく火が通るので、胸肉も美味しいのでしょう。もう一つの理由は皮と肉の間にたっぷりバターを塗ったことです。
その次の日のお昼はローストチキンと、一緒にローストした野菜類、白菜を足して焼きそば。(写真無し)
夕食は切り取った背骨と丸のままの鶏を買うと必ず付いてくる首や砂肝などと一緒に取ったストック、ローストした時の白ワイン入りの汁と混ぜてスープ。
ストックや汁は冷蔵庫に入れておくと、上に脂肪分だけが固まるので、それを取り除きました。更に網で濾して、煮ながら灰汁を取り除き、一緒にローストしたじゃがいもや人参と玉葱、新たに青梗菜としめじを加えて。
鶏のエキスが詰まったこのスープはとても美味しいです。リメイクの中では一番。
スペイン風鮭のグラブラックスはベビーリーフとサラダ。胡椒とレモンをギュッと絞っただけです。
鮭は塩気とサラダオイルもまとっているので、レモンだけで十分です。今こうして書いていて、レモンのゼストも振りかければよかったと思いました。
芽キャベツは1パックを半分しか使わなかったので、残りで別の一皿。相性の良いベーコンと一緒に。(レシピは下に書きました。)
感謝祭が終わると、街は一斉にクリスマス色に変わります。ご近所さんの家もクリスマスのイルミネーションを施し、明るく華やかな夜に一変。
おりしも新たな変異株が世界を震撼とさせています。なかなか終わりの見えないこの戦い、これ以上悪化しないようにと祈るばかりです。
Stay Healthy!
ベーコンとメープルシロップ、マスタード風味の芽キャベツ
レシピ:Dorie Greenspan著 「Everyday Dorie」参考
材料(二人分)
芽キャベツ 200−250g 芯の外側を切り取り、縦半分に切る。
ガーリック 1片 胚芽を取り、薄くスライス
エシャロット 1個 薄くスライスし、水で洗って水分を拭く
塩胡椒 適宜
ベーコン(厚めのもの) 2−3枚
メープルシロップ 小匙2−3
ディジョンマスタード 小匙1−2
リンゴ酢 なくとも良い 適宜
芽キャベツに塩胡椒し、ガーリック、エシャロットと一緒に蒸す。(8−10分)
蒸している間に、ベーコン(長いまま)がカリカリになるようにフライパンで焼く。ペーパータオルで余分な脂を取り、適当な大きさに切る。
出てきた脂は小匙2くらいを残してペーパータオルに吸い込ませて捨てる。
フライパンのベーコンの脂で蒸した芽キャベツを炒める。
ボウルにメープルシロップとマスタードを入れて混ぜる。
そのボウルに炒めた芽キャベツとベーコンを加えて混ぜる。お好みでリンゴ酢を加える。
熱いうちにサーヴする。
芽キャベツは蒸してすぐに調理しない場合は氷水にとって、水気を拭いておく。そうでないと、加熱が進んで、色が悪くなります。