先日、知人から洋梨を頂きました。洋梨の種類はスーパーで買えるものにも何種類かありますが、頂戴したものはボスク(bosc)という種類です。(写真の左側4個)
右の緑色のものはスーパーで買ったAnjou。
ご存知洋梨は完熟でないと甘みがなく、固くて美味しくありません。キッチンに置いて熟れ具合を見ながら食べますが、これがなかなか難しい。
完熟になった洋梨はとても甘くて美味しいのですが、うっかりすると冷蔵庫に入れてもすぐに痛みます。
そこで、完熟でないまだ固いものでも美味しく食べられるように、白ワインでポーチしました。
以前にも
白ワインとグレナディンや
赤ワイン、
エスプレッソでポーチしたデザートを作りましたが、今回は白ワインに生姜、シナモンスティック、八角、そして鷹の爪も入れてポーチしました。
特に、鷹の爪をデザートに入れるという斬新なアイディアに、最初はオヤっと思いましたが、これがなかなかキックがあって良いものでした。
個人的にはもう少し熟してからポーチした方が良かったかな、とも思いましたが、シャキシャキした洋梨もそれはそれで美味しいものでした。
自家製のバニラアイスクリームと一緒にちょっと素敵なデザートでした。
Stay Healthy!白ワインとスパイスでポーチした洋梨
レシピ:Drie Greenspan著「Everyday DORIE」を参考
材料:3人分洋梨 3個
レモン 小1個 半分に切る
白ワイン 480ml
砂糖 30g
蜂蜜 大匙2
生姜のスライス 数枚
バニラエッセンス 大匙1弱
シナモンスティック 1本
八角 1個 いくつかに折る
鷹の爪 1本 (種を取る)
バニラアイスクリーム、チョコレートソース、ベリーソース、ホイップクリームなどお好みで
洋梨が縦にちょうど入る大きさの鍋
洋梨は皮をむき、底の方からメロンボーラーなどで芯をくり抜く。(茎の近くは少し皮を残すと綺麗です。)皮を剥いたらすぐにレモン汁を振りかけて、色が変わらないようにする。
鍋に白ワイン、レモンのスライス、砂糖、蜂蜜、生姜、シナモンスティック、八角、鷹の爪、バニラエッセンスを加えて火にかける。
砂糖類が溶けたら梨を縦に静かに入れる。(全体にワインが被らなくとも良い)
パーチメントペーパーを鍋の大きさに切り、梨に触れるように上にかける。煮立ったら弱火にして20分。串がすっと刺さるようになれば良い。
丁寧に梨を別のボウルかタッパーに移し、残りの汁を5分煮詰める。
汁を梨にかけて室温か冷蔵庫に入れて冷やしてサーヴする。
そのまま丸のままでも良いが、スライスしてサーヴした方が食べやすいでしょう。
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