先日作った苺ジャムがとても美味しくて、パンにつけたりヨーグルトにかけるだけではもったいないような気がして、タルトにしてみました。
直径10センチ弱の小さいタルトを4つ。食べる間際に食べる分だけ作れるのが便利です。
最初の一つ目はタルトに苺ジャムを詰め、クレームフレーシュ(crème fraîche)をのせ、黒胡椒を振りかけて、苺を飾りに。(これはDorie Greenspanさんのアイディアをお借りしました。)
思った通りとても美味しく、夕食後だったので半分だけ食べるつもりが全部食べてしまいました。クレームフレーシュは自分で作れますが、今回は市販品を使用。初めて買ってみましたが、市販品でも十分美味しかったです。
二つ目はタルトにクレームフレーシュを詰め、出始めた黄色い桃と苺をのせ、アップル・ジェリーにラム酒を加えて液体状にし、グレーズにして塗り艶を出しました。
でも、なんだか物足りません。これにも苺ジャムをつけて頂いたら、とても美味しくなりました。真ん中に置いた金柑の甘煮もよく合いました。
苺ジャムが美味しくできた最大の理由は、苺が甘く美味しかったことでしょう。なんでも作る材料の良し悪しが出来栄えに関係するのですね。
タルトのレシピは何度も載せていますが、今回も下に書きました。フードプロセッサーを使うので簡単にできます。
クレームフレーシュの代わりにサワークリームやグリークヨーグルト(または水切りヨーグルト)、ホイップした生クリームでも良いと思います。
タルト生地:カップはアメリカサイズの250ml
材料:9インチ(約23センチ)の型1個分または直径10センチの型4個分
小麦粉 (All-purpose flour)1と1/4カップ
アーモンドプードル 1/4カップ
粉砂糖 100ml
塩 小匙1/4
無塩バター 冷凍または非常に冷たくしておく 大匙9 小さくカットする
卵の黄身 大1個
1.小麦粉、アーモンドプードル、砂糖、塩をフードプロセッサーに入れ、かき混ぜる。
2.バターを散らし、オートミールの大きさになるようにフードプロセッサーをかける。
3.黄身をほぐして少しずつ入れる。1回入れる毎にフードプロセッサーを10秒動かし、黄身が全部入ったら生地がまとまり、フードプロセッサーの音が変わるまで動かす。
4.生地を板の上に取り、まとめる。(大きい型の場合はラップの間に挟み、麺棒で伸ばす方が簡単ですが、小さい型だったので、直接バターを塗ったタルト型に入れて伸ばしていくきました。また、残った生地はラップしてとって置く。)
5.バターを塗ったタルト型に敷き、アルミホイル(光っている面)にバターを塗って上に載せ、冷蔵庫か冷凍庫で充分に冷やして固くする。
6.オーブンを400度F(200度C)に温めておく。アルミをかぶせたままオーブンの中段に入れ、約25分少し生地が盛り上がるまで焼く。(端が焦げないように、アルミが端を覆っているか確かめる。)
7.丁寧にアルミを取り、割れていたり、薄くなりすぎている所には残しておいた生地で補正する。
8. アルミをとったまま7−10分更に焼き、オーブンから出したら、そのまま5分休ませてから型から取り出して、ラックで冷ます。
*クレームフレーシュ
自家製の場合は生クリーム(超殺菌)約250mlにプレーンヨーグルトを大さじ2杯加えてかき混ぜ、室温で夏なら10時間、冬なら12−24時間、ゆるめのサワークリーム状になるまで置きます。もう一度かき混ぜて、冷蔵庫で保管。10日間持ちます。
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