赤い色が食卓にのると目を惹きます。そして、赤い色を食べると元気をもらえます。
ビタミンCがたっぷり入っている赤いパプリカでスープを作りました。熱波の名残で暑い日でしたが、時間がなく冷製スープにできず残念でした。でも、汗をかきながら美味しくいただきました。
今回はチキンストックの代わりに茅乃舎の野菜だしを使いました。野菜出汁は洋風にも和風にも使える便利な出汁です。
パプリカ(1個)は角切りにし、だし汁(300ml) で15分煮てミキサーにかけ、しっかり裏ごしします。ミキサーでなくフードミル(ムーラン)を使っても良いでしょう。
スープ皿に注いでからプレーンヨーグルトとピンクペッパーを潰して散らしました。ヨーグルトが重いので下に沈んでしまいますが、ヨーグルトの酸味が程良いアクセントになります。
豚肉のフィレは塩胡椒してバターとサラダオイルでソテー。そのあとのフライパンに薄切りのリンゴとローズマリーをソテーして白ワインを加えて煮詰めます。豚肉(出てきた汁ごと)をりんごのフライパンに戻して、汁を絡めます。
白ワインでなくりんごの発泡酒、シドラを使うとスペイン料理になります。ブランデーでも良いかもしれません。辛口ワインだとさっぱり仕上がります。
サラダは大根とチーズ、香菜、胡桃。ドレッシングはりんご酢と塩胡椒、オリーブオイル。
一人分なので30分くらいで出来上がった三品。野菜と果物とさっぱりした豚フィレ肉と、私らしい献立でした。