庭になった桃で作ったチャツネが残り少なになりました。チャツネが合う料理で真っ先に浮かぶのはカレーに代表されるインド料理です。
でも、せっかく良くなってきている逆流性食道炎を悪化させないためには、あまりスパイシーなものは食べないほうが良いのです。
そこで思い出したのが、表題の料理です。
30年以上も前のことですが、夫の出張についてオムツがとれたばかりの娘を連れて、メルボルンに5週間ほど滞在したことがあります。そこで親しくなったお料理の得意な夫の仕事仲間のオーストラリア人の奥様。
何度かお昼や夕食にお招きを受け、私も狭いホテルについているキッチンで作って振舞ったり、家族ぐるみで楽しい時を過ごしました。
その奥さまがくださった「Wine & Entertaining」という料理本。題名が示す通り、色々な場合のパーティー用の料理が満載された素敵な本です。
この本に載っている「ピーナッツバター風味のチキン・ウイング」を思い出し、久しぶりに作ってみました。
この日は涼しく、オーブンを使うことに躊躇いがなかったのは幸いでした。
昔作った時より美味しく感じたのは、鶏肉のせい? それとも私の腕が上がった?
チャツネが足りないかもしれないと思い、自家製の梅ジャムも添えましたが、これには絶対にチャツネが合います。市販のものでも良いです。オーブンが使えるような涼しさでしたら、是非お試し下さい。
(我が家では犬に薬を飲ませるためにピーナッツバターは常備しています。試したことはありませんが、アーモンドバターや胡麻ペースト、タヒニでも代用できるのでは?と思います。)
ピーナッツバター風味のチキン・ウイング
レシピ:「Wine & Entertaining」参考
材料(4人分)
チキンウイング 1キロ
マリネ
ピーナッツバター 無糖 粒のあるものでもないものでもお好みで 50ml
醤油 大匙1
ブラウンシュガー 小匙1
タバスコ 適宜
レモンジュース 小匙1
ホワイトワインヴィネガー 小匙2
サラダオイル 小匙2
水 小匙2
塩胡椒 適宜
1.オーブンを190度C(375度F)に温めておく。
2.マリネの材料をすべてボウルに入れてよく混ぜる。
3.チキンウイングはペーパータオルで水分を拭き取り、マリネを皮が多くついている方へ塗る。
4.耐熱皿または鉄板にオイル(分量外)を塗り、鶏肉のマリネが付いている方を上にして、オーブンの中段で40−50分焼く。(途中ひっくり返す必要はありません。)
5.チャツネを添えて食卓へ。お好みでレモンを絞ってお召し上がり下さい。
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