今年大豊作だった我が家の黄色い桃。でも、収穫は鳥や小動物とどちらが早くとるかの戦いでもあります。
早朝、枝や葉っぱが付いたまま無傷の桃が何個も地面に落ちているのを見つけ、これ以上熟すのを待っていたら全部取られてしまうと思い、熟していないものもすべて収穫し、笊に入れて室温で熟すのを待ちました。
熟したものから順番に冷蔵庫へ。このようにして貯めた桃は60個ほど。梅の実や杏ほどの大きさですから、それほどの重量ではありません。
今年の桃で作ったものは、
チャツネ、
コンポート、
ゼリー、ジャム、
ピクルス。そこで、今まで作ったことのないフローズンヨーグルトを作りました。
そして、この上なく美味しくできました。あまり美味しいので、実はアップするのも少し躊躇いました。自家製の桃は来年までありませんから、誰にも言わず、そっと独り占めしたい、と思ったほどです。
最初はチェリーのコンポート(レシピは下に書きました。)と食べられる花、球根ベゴニアと。
次はブルーベリーのコンポートと一緒に。自分の好きな甘さにしたので、後味が爽やかです。
アイスクリームメーカーがないと作るのは難しいとは思いますが、私の備忘録としてレシピを書いておきます。
黄色い桃のフローズンヨーグルト
レシピ:David Lebovitzのレシピを参考にして私がアレンジ
材料
黄色い桃 (白桃、マンゴーなど他の果物でも代用可) 皮、種が付いている状態で1キロ超
オーガニックの砂糖 60g
グリークヨーグルト 240g (普通のプレーンヨーグルトを水切りしても良い。)
レモン汁 大匙1
パスティス 小匙2 (または他のリカー、ラム酒、ブランデーなど)
桃は熱湯に20−30秒つけて氷水にとり、皮をスルッと剥く。果肉を適当な大きさに切り、種は捨てる。レモン汁をふりかける。
桃と砂糖を一緒にフードプロセッサーにかけ、ピュレにする。600−650mlあれば良い。
グリークヨーグルトを加えて、さらにFPでかき混ぜ、最後にパスティスを加え、冷蔵庫で少なくとも2時間冷やす。
アイスクリームメーカーの指示に従って、フローズンヨーグルトを作る。
冷凍庫でカチカチになったら、サーヴする10分くらい前に室内に出しておく。
チェリーのコンポート
レシピ:David Lebovitzさんのレシピを参考
材料
チェリー 約450g
オーガニックの砂糖 20g
キルシュ 小匙1 (ない場合は他の洋酒でも可)
アーモンドエッセンス 1−2滴 (なくとも良い)
チェリーの軸と種を取り、砂糖と一緒に火にかける。鍋はノン・リアクティヴ(耐酸性)の深鍋を使用。
煮立ったら弱火で蓋をして15分ほど。煮こぼれやすいので、しょっちゅう蓋を取りかき混ぜる。(鍋から目を離してはいけません。)
とろっとしたら火から下ろし、キルシュとアーモンドエッセンスを加える。
冷蔵庫で5日、冷凍すれば1年間持つ。
ご訪問ありがとうございました。