バルセロナのサン・ジュセップ市場で買い求めたカラスミ2種。
一つは日本のカラスミと色も形もそっくり、値段も高め。もう一つは確かツナで、半分の大きさで、値段は三分の一。
半分使ってしまった後の写真ですが、7ユーロでした。
市場では日本語で「カラスミ、カラスミ」と連呼していました。日本人に人気があるのを良くご存知です。
さて、このカラスミをどのようにして食べましょう。スペインで売られているということは、スペインで食べられているということですから、洋風にしてみましょうか。
でも、どうやって?
そのうち、オニオンスライスが合うのではないか、と思いつきました。薄切りにしたスイートオニオンを氷水に晒して、揉んで絞ります。その上に薄皮をむいて白ワインを少量ふりかけ、さっと炙ってスライスしたカラスミ。(まずは安い方で試します。)
スペインならやはりオリーブオイルは必須だろうと、最後に回しかけました。とても美味しいタパになりました。
次はカラスミパスタ。これはMario Bataliのレシピを参考にしました。イタリアにもカラスミがあるのです。名前はボッタルガ(Bottarga)。
オリーブオイルをフライパンに入れ、鷹の爪とガーリックのスライスを弱火でじっくり炒めて、香りをつけます。パスタ(この日は茹で時間10分のスパゲッティを使用)の茹で汁を少量加えて、茹で上がったスパゲッティとみじん切りのパセリを加えて混ぜます。
皿に盛ってからピーラーかマンダリンで薄くシェーブしたカラスミをのせ、レモンのゼストを振りかけて出来上がり。
贅沢感のあるとても美味しいスパゲッティでした。
ご訪問ありがとうございました。